美味しそうな食べ物

広告や雑誌で食べ物を使う場合「美味しく見えるように」スタイリングするけれど、映画やドラマでそれが目玉のように強調された場合、登場人物の手からその料理がつくられたようには見えないことが多い。料理にも人格があるかの如く、人物の感情を表すように、「意味性」を与えるのはわかるけれど、食卓に並ぶにしてはキレイすぎないかなあ。広告セオリーなシズル感は作り物であって、物語のなかではキラキラと整えられすぎて、場から浮いていて、美味しそうに思えない。美味しいの押し売りみたいで、好きではない。