男木島は猫の島?

高松港からフェリーで40分ほどの近さにある男木島へ向かいました。

瀬戸内海の島々で開催される「瀬戸内国際芸術祭」でも知られるようになりましたが、「猫のいる島」として取り挙げられることが多くなりました。
確かに・・・

わらわらと、いる。


おうちを出て向かう先には

はい、横切りますヨ・・・

はーい、並んでー。

整列!




こんなふうに写真並べといてなんですが、実のところガリガリで傷がある猫達が多くて心配になってしまった。それでも餌をやってむらがる猫達を写真に収めている人たちもいて、なんだかモヤモヤ・・・。ネット上では沢山の猫達に「癒される!」なんて声が目立っていて、うううむ。


さて島内を散策します。


こんな道をひたすら登り、


見下ろした海がきれい!

そして灯台へ。1895年(明治28年)建設で、総御影石造りなのは香川が石の街でもあるからでしょうか、とても美しい!映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台でもあります。

再び歩き始め

気になる道無き道を下ると思いがけず素晴らしい休息所が。

ここでの出逢いは良い思い出になりました。


瀬戸内の島なんていうと昨今は「アート流行り」ですが、島の風土とはかけ離れたアートで人を呼ぶというのもいつまで耐久性があるのかなあと訝しんでしまいます。島の景色や人々の暮らしに溶けこむように存在するのならまだしも、作家のエゴが立っているような作品ばかりで、なんだかなあ。
男木島を巡る話題は「アート」に「猫」の今日このごろ、今回の島散策では流れる風を感じながら歩き、更にこの島の自然に魅入られ受け入れながら暮らすかたのお話をたっぷりお聞きし、島内で穫れたものをいただいて。メディアに上がらないこの島の魅力に触れることが出来ました。