春の嵐のそのあとに。

昨晩の天気予報で「来るぞ来るぞ」と急き立てられ、不安なまま夜を過ごし、朝方窓の向こうから聞こえてくる雨音に震えて起きたものの、家を出る頃にちょうど止み、急速に晴れてきて、昼に外出したときにはシャツ1枚で充分なほどだった。今日は仕事で珍しく外回り。あれやこれや見て回って、5キロ近く歩いた……。疲れた……。そんな体にはやっぱり!とカレーを食べた店ではキングオブコンビニエンスが鳴っていた。
その帰り道、住宅街の入り組んだ路地を歩いていたら、ウオオ?!

今日のあたたかさでカエル君が目を覚ましたようだよ、ゲロゲーロ。ちょうど曲がり角の暗がりで、あやうく踏みつけそうになった。次の角を曲がって見上げれば、

春の嵐のあと、月のきれいな夜だった。