電車と海と秘密結社と

赤い電車に乗ってゆきましょう。
青い海へと向かいましょう。
京急はやっぱり素敵な電車だなー!ちょっとおぼこい姿もぴろぴろぴろーんと鳴くとこも
通りすぎる駅名も窓からの景色もみな、いとおしい。

横浜郊外の切り開いた山の斜面にみっしりと立ち並ぶ家々の塊はどこか奇妙。
緑が茂るトンネルの上にも家!ごうごうと音を立てて電車は走る、1時間ほどで到着。三浦海岸。

海へ出る。強烈な日差し。空は見事に青く濃く海は輝く。コバルトブルーってこうゆう色、か。
ここには悲しみなどないんじゃないんだろうか。それくらいぱっきりと高らかに笑ってる景色だった。
空に浮かぶのはパラセイラーというのだろうか。赤やオレンジが青に映えている。
アイス食べながらぼーっと海を見てたら眠くなってきてそのまま、上着を頭にかぶって(日差しよけね)寝た。

しばらくしてゆっくりと駅へ戻る。工場エリア探索をしようと川崎方面へ。
去年のGWは奥多摩四日市へ行ったのですけども。→(http://d.hatena.ne.jp/mikk/20060507
八丁綴で南武線支線→浜川崎で鶴見線支線に乗り換えたあたりでもうヤバイ。相当に来ます。うわーうわー。
駅自体からしてもう。。電車も2両編成であんまり人乗ってなく、
このままどこか見知らぬところへ迷い込んでしまうのではないかと。。
車窓の向こうは寂しい工場地帯のニオイ。時間が止まった世界がここに。
夕暮れ時のやわらかい日の光がまたその雰囲気を盛り立てる。。
降り立ち辺りを歩く。ノレンかかった古い食堂くらいしかなくて、あとは工場。
錆びた鉄パイプがうねうねと。おっきなまあるいガスタンク。ぽーっと煙を吐く煙突。
海の上に立つ巨大工場は悪の秘密結社のようなのであった。ウヒヒヒ。

こんな写真映えするとこばかり散策したというのに間違えて、写真全部消してしまった。。。ううう