出雲そばを喰らう

出雲といえば「出雲そば」。いくつもお店があるけれどちょっと離れたところにある「大梶」さんに入りました。「離れた」といってもJR大社駅前なので、もともとはここがメインだったのでしょう。今ではポツン、と佇んでいます。

地元の人が通うようなフツーの雰囲気がよいです。
さて「出雲そば」、蕎麦どころ長野で生まれ育った私ですがこれは初めて食べます。ざるがなく、3つの器に小分けされてるお蕎麦。

この「割子」という器に直接ツユをかけていただきます。なんでこんな食べ方になったんだろう?とwiki先生に聞いたところ「これは江戸時代に松江の趣味人たちがそばを野外で食べるために弁当箱として用いられた形式が基となっている」そうで、いやはや粋なんですなあ。「釜揚げ」という「釜や鍋から麺を直接器に入れて食べる」のもあって、ビックリです。
器自体は小さめで薄いので3つで通常のお蕎麦の量(オサレじゃないとこの)くらいでしょうか。男性は追加して4,5枚食べる人が多かったです。
いわゆる「田舎蕎麦」のような色黒で太めの蕎麦でウレシイ。私はたいてい「更科蕎麦」よりも「田舎蕎麦」を頼むのです。
ツユは濃い!甘い!この「甘さ」はどうやら出汁を鰹節ではなく「ウルメイワシ」で取るからによるようです。観光ポータルサイト「神々のふるさと 山陰」さんに詳しく記されていました。こちらのサイト、今知りました。わかりやすく読み応えある内容で旅前に見ていれば…と悔やまれます。。。
ズルズルとあっという間に完食!美味しかった!