シロイ時間シロイ部屋


がらんとした午後の街の外れを歩いていたら

あらなにかしら。

階段をあがると

誰もいない。

思い切ってドアを開けた。

ここはいったいなんじゃろか。
奥に進むと小部屋があって、

無口なご主人がお茶をいれてくれました。

遠い日の思い出なのかカケラを集めた夢なのか。