「アンダー・ザ・スキン」

公開時見たのを今更書きます・・・ジョナサン・グレイザーの新作を知ったのは公開直前で、上映が更にビックリ、バルトだったので(!)これはすぐ終わりそうだなあと慌てて見に行きました。大きめなスクリーンで私サイズではなかったけど、これくらいの大きさで見れてよかった。音もこの人らしい気の使い方でこういうハコでヨカッタ。感想を記さないまま今日に至ったのは、単純に「スゴカッタ」くらいしか書けないから。。。ワケワカラン気持ち悪さがひたすら冷たい空気と色味の中に貫かれていた。冒頭からうわあと吸い込まれ、「漆黒に堕ちる」表現方法に衝撃を受け、街中を進むシーンには観客という自分が消失したような変な気分。そしてラスト、なんなんだあれ・・・!これ、よく今の日本で公開出来たなあ(しかもバルトで)と思うけど、やっぱりスカ子さんのおかげなのでしょうね。