春の兆しの。

青山一丁目駅を降り、裏手にあったオシャレなマンションは解体中で周辺含めて大きなマンションにするようだった。大通りを折れて細い坂道を下っていく。くねくねしつつもかなり急勾配で、登ってきた軽トラは息も絶え絶え。

行き止まりかな、、、と思いながら進んだ路地の先の景色は、如何にもこの界隈を映し出していた。
ひっそりと佇む昔ながらの中華屋で焼き餃子に味噌餃子、炒飯に焼きそばを(二人でシェアして)食べた。美味しかったー。
静かな住宅街の迷路のような道を進んでいく。





猫のおうちも煉瓦造り。

ロボットみたいな狛犬

神社の境内で感じたやわらかな光は春の兆しだった。

坂道のあいまにこういう碑があるのもこの界隈だなあ。

70年代なカッコイイマンションに何故かヤクルト。

「通行する人がよく転んだため」・・・

とてもなだらかなんだけどうねっとしてるところで下駄が滑るのかな。

坂の上から見下ろしたら、春先の陽光。

解体工事が始まってた。






ありがとう、いいくすりです。


朝方は冷たい空気にJOSEF Kが似合っていたけれど、歩き始めたら春先のやわらかい光を感じた一日だった。青山から乃木坂、赤坂を経て渋谷まで。谷を降りたり登ったり行き止まりにぶつかりながらの散策路。あたらしい本屋さんを見つけてそのセレクトが素敵でお店の方とお話もして嬉しかったこと。ギャラリー間の「丹下健三が見た丹下健三」での彼の構図のキリリとした様と心の揺れに触れつつ、ヘリで捉えた駒沢給水塔の写真を発見して興奮したこと。長らく放置されていた広い空き地にマンションが建設中ってのも増えたなあ。ちらほらと梅が咲き始めていた。