goat / OGRE YOU ASSHOLE

今日も引き続いて未記載だったライブの記録を。goatとオウガの対バンなんてそれだけで昂揚する!スタジオボイスでの日野さんと出戸さんの対談がキッカケで実現したようです。この組み合わせをお盆期間の8月13日、東京渋谷のWWWで見る、というのは極めて「トーキョー」っぽいな。

開場時、行松陽介さんのDJはキング・クリムゾンなどを低音バッキバキに聴かせてくれてカッコヨカッタ。OAはsajjanu、失礼ながら知りませんでしたが、1stをジョン・ゾーン主宰レーベル TZADIK RECORDS からリリースし海外ツアーもしているそう。変拍子でバキンバキン突っ走る3人組で、変態的な演奏っぷりは(褒めてます!)見得を切るように派手な仕草も相まって、これはウケるだろうなあ。面白かった。

続いてOGRE YOU ASSHOLE。7月のワンマン以来で、そのときのラストソング「他人の夢」で始まったことにニヤリ。しかししかし、音響が全く酷くて、音が割れまくり、耳を塞ぎたかった。ちょっとビックリするほどだった。うーん。。。真ん中あたりで見てたので音の聴こえ方もマトモなあたりだと思うのだけど……。(最上段はsajjanu用のセッティングがしてあった)今日は中村さんがPA卓にいなかったのかな?残念。。。

最後にgoat。いつかライブ見たいなーって思っててこのタイミング、いやはやカッコヨカッタ!超絶的且つストイックなサウンドは緊張感孕みながら恍惚に達するというような凄まじさで、特に限界までそぎ落とした的確過ぎるドラムがオソロシイほどスゴイ。ハンパない。(二の腕の太い筋肉の動きがよく見えたりして)執拗に執拗を重ねて反復し反復し、フッと入る絶妙なサックスが複雑で何処か可笑しみを与えて、面白い。張り詰め方が尋常でないので、1曲やるごとに全身全霊消耗されるのも納得。それをMCでボヤくように話す日野さんのリーダーシップがまた良くて。アンコール!の拍手に対して「体力の限界なので無理です!」と言うのも「そうですよね……」と納得なのでありました。