「13階段への荒野」で始まったライブは
終始、しっかりとした歩みだった。
毎度スロースターターであるdipだけど、
今日は最初から、どっしりとしてた。
久々に思えないほどの。
ナカニシさんのドラム、印象が変わった。
タイトにまとまったポップ/ロックな選曲で、
個人的に聴きたかった長尺反復とろーりな曲が
なかったのは残念だけど、
今回のイベント的なノリの場面では
こういう構成がベストだと思う。
ある意味「新宿loft」を体言してるとでもいうか。
ヤマジさんも唄、しっかり伝えようとしてるなあ。
チューニングなどで長い間ができてしまうこともなく、
突っ走りすぎず、時折何処に行くんだ?と
蛇行しながら、ぐんぐん進んでく。
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最後の「it's late」「sasa says」は凄まじい。
四方八方から叩き付けられる。
どどどどどどどどどどどどどどど
走りまくるギター!廻るベース!落ちるドラム!
3つの鋼鉄がうねりあって、太い1本になる。
ドライブを楽しんでる感じ。
qybとは、なんでだか違う、やっぱり。
カッコ良くて痺れて、ほっとするのだ。
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「ヒルマのヒナタの中 このまま朽ちてもいい」
「誰も壊せない夢の中 2人でいられればいい」
なんてワカイアオイコトバ、
歳を経たタフな音で奏でるとは、なんて素敵。
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dipライブ初のサイケ師匠を連れ立ったのだけど、
こういう構成だったんでちょっと、肩すかしだったみたい。
7月にDAMOさんとヤマジとヨシノさん、一緒にやる
とのことで、どんなんでしょう。期待。
あとコピーバンド大会も。
貰ったチラシに笑いましたよ。
「ナカニシノリユキ関連情報 特に無し」て。
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id:takabeさん、オツカレサマでした、
女子にまみれていかがでしたか笑
半年に1回でいいから、dipの音の変化
これからも末永く楽しみたいものです。
今のガッとした音の厚みでとろーりと、
「emilu」「underwater」あたり聴きたいな。