qyb at three

先週の日曜日、7日のこと。下北沢threeにて*1 久しぶりのqyb、選曲がッ!もうッ!
1曲目はまさかの「lilac accordion」!でも聴き慣れた感覚とは違ってた。とろみある透き通った青は無かった。続いてなんとpink floydの「lucifer sam」! エッエーーーー!まさかまさかこれをqybでやるとは…と震えてたら 13th floor elevatorsの「fire engine」まで!!!
これらの3曲はイントロが魅惑的。ひゅううんと世界へ誘われてしまう。でもqybでやるとオモシロいのは「サイケデリックな歪みととろみ」が無いところ。ガレージ色が強くなるということでしょうか。曲の持つ根幹が浮き彫りになる感じ。
あとカバーではdr.feelgood「she does it right」、Qちゃんドラムでコレやるなんて。。。でラストはthe stoogesの「t.v.eye」!どれもカッコヨカッタ。dipのも何曲か。「it's late〜9souls」はドカドカ立ち上がってくる熱に燃えました。


実のところ。これまでqybにはぐっとくるところがあまり無かったのです。各人がそれぞれの仕事をこなす職人的で、バンドっぽく感じられないなと思っていました。それと個人的にパタパタドラムが好きなのでちと重く感じてしまい、、、。勿論ドラミングは素晴らしいしカッコいいけれど!これはホントに私の好みなので…。
今回見たのは最近のヤマジさんの”感じ”ならば違って聴こえるかなと思ったからです。
結果として、とてもカッコヨカッタ。各楽器のバランスが良くて、ズドッと固まりでこちらにやってきました。四角いハコのなかに音がどんどん積み重なってギューッと圧力と重量が増していく感じ。拡散したり浮遊したり揺れることは無い。qybはシンプルなロックバンドなのだなあ。


MCにてヤマジさん。50歳になったら関わってる全バンドが登場する”ヤマノミクス”(アベじゃない…)なるイベントをやるとのこと! 
かねてからワタクシは「亀戸ハード ヤマ」(てなんだそりゃ)という名でヤマジワークスイベントをやってほしいと思っていたので、実現すれば嬉しいなー。50歳ってあと3年ですって!信じられない…。40後半からいろいろ変化するって、ほんとスゴいな!

*1:ここはバンド演奏を聴くにはあまり向いていないような。狭いので後ろの方がきちんと聴こえるけど、真ん中の柱のせいでステージが見えない…。