あっつい夏に聴きたいアルバム2種〜the oscillation と Robin Guthrie

Out of Phase

Out of Phase

ジャケからしてキモチワルい、どろどろ〜んでゆるゆる〜なサイケデリッ〜ク、ダビーでニューウェービー(てきとうな用語つかいました)な変態さん。my spaceの「影響を受けたバンド」を見ると「同志!」と握手したくなるし音聴くと、ナルホドなのでした。あっとビックリJulian Copeの"Head Hang Low"のめろめろカバーは、星空に浮かんでるようで素敵。真夏の夜空の下でへろへろ〜と爆音で聴いてでろんでろんのとろんとろんになっちまいたい。レーベルメイトのHigamos Hogamos*1と来日しないかなあー。

http://www.myspace.com/theoscillations




3:19 Bande Originale Du Film

3:19 Bande Originale Du Film

うだる暑さが一瞬に冷める音。Cocteau Twinsの、と一応つけたくなりますがロビン・ガスリーが昨年リリースしたサントラ盤。
彼ならではの深いリヴァーブのかかったギターフレーズは水に溶けていくようで、ハッと息を呑む程澄んでいるのに底が見えない、どこまでも広がっていき、私はそこに身を委ねるしかないのです、暑い日盛りをすうっと沈めてくれる美しい音色、こんな音を合わせる映画はいったいどんな作品なのだろう?

彼の流麗な音を聴くと、4ADは私のこころの源泉であると改めて思うのですがこのあたり、若いこたちはスルーなのかしら。モノトーンを基調としてレースやフリル、リボンをあしらった丸襟のシャツにふわっとしたスカートにはペチコートを下に重ねて、編み上げのブーツを履いてなんてスタイルは、こういう音楽を聴いてこそなのです(年寄りの戯れ言)。