今年の秋の音盤

昔から好きなミュージシャンの「○年ぶり」という冠が付いたアルバムがいくつも出て、とても一気に買えません!まずはこの2枚。

Let's Change the World With Music

Let's Change the World With Music

「ヨルダン」の後に曲作りがされていたというこのアルバムに並ぶ楽曲群には、それを頷かさせるようにぐわーっと心を高ぶらさせてくれる魔法がかけられていて、マイってしまった。唄の素晴らしさがここにあり、まさに「世界を変えてくれる」のです。マイファースト・プリファブはオンタイムで「ヨルダン・ザ・カムバック」なので、なおさら胸にきました。

DECLARATION OF DEPENDENCE

DECLARATION OF DEPENDENCE

メガネ草食男子を地でいくような弱っちさがあるのに、なんなのだこの王道&鉄板ぶりは!弱々しいのに逞しい。ヒネクレモノの私はなにかが頭に浮かびながらも、素直に聴くしか出来ない素晴らしきアルバム。


もう一枚、

Fox's Wedding

Fox's Wedding

ジャケからして、これは60年代ブリティッシュフォークのアルバムかしら?と思いますが、なんと2008年製作。EspersのMeg Baird&Helena Espvallと組んだこともあるSharron Krausのソロ作です。ワルシャワの半額セールで見つけたのですが、ぷううんと薫ってくるので迷わず購入、大当たり。トラディショナルがきちんと土台にあったうえで漂ってくるひいやりとサイケデリックな空気感、晩秋の夜に紅茶を飲みながら聴くのにぴったりな音盤。
http://www.myspace.com/sharronkraus