ROEDELIUS SCHNEIDER / TIDEN

からだの奥底がずむんと重いのに、口から出る声は妙に甲高くテンション高くケラケラと笑っている自分にうんざりする。熱は無いけど全身が乾くのは水分が足りないのだろうか。日頃からあまり水を飲まないタチなのである。仕事終わり、外へ出たら風が強くしかもひんやり冷たくて、思わず「寒っ」と呟いた。映画を見るつもりだったけど、長く重い内容のものを受け止める気力は無いだろうと、豆腐を買って帰宅。ひじき煮の残りなどと食べた。

Tiden [Analog]

Tiden [Analog]

流麗なピアノの音に浮遊する電子音なんて書いちゃうとよくある案配だけど、大御所ならではのアンパイに陥るのでもなくハッとするカケラに満ちていて、平穏と驚きが同居している。とても好き。