Abandom Reverie

今日は育児中の友人から連絡があり、久々に逢ってお喋り。ランチ後別れてから移動してちょっと歩いて、珈琲豆を買い求め店先で一杯。それから再び歩き始めた。昔は小川であった緑道はくねくねと線を描く。台風が近づく今日は曇りがち。
路地に入ってウロウロ、ココ何処状態になりながら気の赴くままアンテナ受信しながら角を曲がり猫に挨拶し、気になってた店を見つけて入ったり、そうこうしてたら駅に着いた。移動して六本木。
アクシスビルへ向かい、タカ・イシイギャラリーにてマーク・ボスウィック 「Abandom Reverie`」を見る。写真をスライド映写し、詩の朗読が重なり、音と光がたゆたう作品。ならではの儚い美しさが広がっているけれど、館内がすこぶる暑い・・・。そして入り込む外光がマーク・ボスウィック ならではの曖昧な端っこを飛ばしてしまい、世界観に埋もれることが出来なかった。夜、他に人がいないときに見たかったな・・・。以前東麻布のギャラリーで見たときの展示を思い出す。
それから六本木交差点方向へ戻り、ミッドタウン方面の建物や道路の移り変わりを感じながら乃木坂駅へ。下北沢へ移動、本屋でこの間とある喫茶店の蔵書で知って、読みたかった本を見つけて購入。近くの喫茶店で外の空気を感じながら読む。ほどなくしてカレーを食べてから、いちばん好きなミュージシャンのライブ会場へ。暗い嵐の夜だった。

こういう一日が何よりも大切だナア。そしてわたしは何よりも散歩が好きなのだ。