The Monochrome Set / Pat Fish / PeterAstor

「UK GUITAR POP ANTHEM / TOKYO C86 」と称して下北沢 CLUB 251にて行われたライブは、なんといっても初来日のPeter Astorでしょう!

Injury Time

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The Loft、The Weather Prophets、そしてソロと。満杯の会場に登場したピーターさんはもうおじいちゃんだなあって齢を感じさせる佇まい。品の良さとともに頑固さが感じられる。歌声はしっかりとしていて、優しく切なさを滲ませていて、ぐぐっと心に突き刺さった。けっしてエモーショナルに昂ぶる展開ではないし、淡々と紡がれる歌は地味ではある。だけど、ただただ単純なことしか言えないけど、ほんと良かった・・・。御本人もいい演奏が出来たようで、一旦袖に降りたところでまた引き返し、アンコール。

JAZZ BUTCHERのPat Fishもひとりアコギ弾き語り。こちらも歌もギターも素晴らしかったけれど、彼の場合はひとりだと若干物足りない感じもしました。というかPeter Astorに持ってかれてしまった、ゴメンナサイ。

最後に Monochrome Set !観客はもしかして私ですら年少組?ってくらい年齢層が高めだったけど、彼らの演奏が始まったら弾けだしてビックリした!大盛り上がり〜〜。演奏はチョットずれてたりもしたけれど、なんかこう、前回見たときよりもロックバンドっぽい!と感じました。私はやっぱりこういう音好きだなあというか、ヴェルヴェッツ・チルドレンだなあというか、革ジャン着たビドさんがルー・リードに見えてしまった、髪型もクルクルチリチリだしね。


VINYL JAPANはすっかり呼び屋さんになっているけど、毎回対象が明らかに高齢層なので、ここは思い切って「座席あり」にしていいんじゃないでしょうか。大抵複数組だから長丁場になるし、少しぐらいチケ代高くなっても体力的に余裕あるほうがいいです。。。