4月の音楽

mobile suite

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作曲は勿論、ドラム、ベース、ギター、キーボード全てを須藤さんが手掛けた、ジム・オルーク曰く「全部須藤」なアルバム。御本人の言葉を引用するに、「拍子やコードを伝えるのがとても面倒くさい音楽を作りたかった*1」ということで、とてもヘンテコでウネウネした音楽で楽しい!プログレフュージョン、と説明可能なんだけど聴いていて気持ちが良いのです。一辺倒に行かない面倒くさくてヘンな音を、ユーモアを携えて真面目に奏でていて、御本人のお人柄も垣間見れる感じ。


Batman Winks - All Babies Sleeping

買ったのは2〜3月です、多分。今更スミマセン。ストレンジ・ポップという便利な言葉使わせてもらうけど、時代含めてごった煮且つ洗練された感覚は、2015年東京の若いバンドってニオイが良いです。と年寄りな感想・・・



Carrie & Lowell

Carrie & Lowell

アレンジを効かせるサウンドではなく、シンプルに唄を綴ったアルバムは、文句のつけようがない真摯な美しさに満ちている。だからこそ、好きだけどそれ以上では無いのが私の今の心境で、だからこそひどく滲みてくる「とき」が来ると思うのだ。