昨日、dipのunitでのライブについてあれだけ長い文書けば当然「このヒト熱いなあ。。よっぽど興奮したライブだったんだね!」と思われるでしょうが、実のところそこまでのめりこめなかった自分がいたのでした。うーん、なんというかあたまのなかぐるぐるしているのです。


昨日の文を引用するに「ライブ全体が太い一本の道で、尺と幅が決まってて、曲ごとの大きなメリハリを敢えてつけてないというか」「音の幅が妙にクリアに一本調子のように感じましたが、どうなんだろう?」という部分。
「各パートが絡むようなアンサンブルを目指した」という新譜の方向性の割りにライブではそれがまだ徹底していないように思えました。鬼火が浮かび上がったのはラストのお馴染み曲からだったナアと。ライブならではのインプロ的方向が広がるかなと思ってたらそうではなく妙にキッチリしていたような。で、「真っ当なロックバンドだなあ」と思えたのです。
で、物販のCDRを「高いなあ。。」と思いながら買ってしまったんですけど「industry mole」というインスト主体のモノが好みでした。深夜の宅録っぽいドローン・反復・ノイズな音が詰まってて、こういうのを展開してスタジオでキッチリ録ってソロアルバムで出せばいいのになあ・・と思ったのでした。