RaidWorld Festival

EXPLOSIONS IN THE SKYがキュレーターのATP(←リンク)楽しそうだなー」と思ってたら「ウエー!日本来るの!」ということで慌ててチケ取り、今日がその日。タワーレコードテノリオン見てきて(本日ひとつめの話題に記録)、お茶してから向かう。
もはや月曜日のspectrumが遠い過去に思えてきますが「今回も」長丁場、MONO・world's end girlfriend・envyとのイベント、開演17:30です、今週すごすぎ。。この歳でやることじゃあないですヨネーヨネー。
今回は平均年齢25歳といった感じで超満員、やっぱり若い子にはこういう音人気なのだなあ。と改めて思いました。こういうところに来ると「好きなミュージシャン遍歴」などインタビューしたくなります。外国人のかたも非常に多かったです。

対バンはいわずもがな日本のバンドなのですが、私は試聴した程度でアルバムを聴いたことがありませんでした。今回ライブで聴いてみると、いわゆるポストロックというかモグワイ以降といっても「音楽性の源の違いや区分け」があるもんだなあなどと思いました。
1番目のworld's end girlfriendは「okコンピューター以後」の音に思えたし、2番手envyはハードコア/メタルだったし、3番手MONOにはnew waveのギターバンドを思い起こしました。
そして日本のミュージシャンも海外で認められてライブやったりCD出したり、いい時代だなあと年寄りくさく若者を見つめてしまいました。


そして最後にEXPLOSIONS IN THE SKY。
音が音が音が、まるでもう圧倒的に違った!
キラキラコロコロとした粒子だったり夜に鳴きむせぶ暴風雨だったり、ぐるぐると頭の中を回っていく気持ちよさ。
こういう音に触れるとこういう差は何によって生まれるのだろうと思います。
音ひとつひとつに対する気遣いを感じました。ただ鳴らすではないのです。
音圧を猛々しく叩き出すのではなく、音の響きが高みに上がって音の像をつくりだしていく。各メンバーが押したり引いたりしながらメリハリがついていて、でも強調しすぎることなく、ここちよく作りだされている音の波に浮かんでしまうのです。
ゆらゆらくらくらからだをくゆらせながら、ぼーっとしていました。
とてもよかった。メンバーの人柄の良さも伝わってきたいいライブでした。