神のみぞ知る。

いちにち雨の日。
帰宅して、録画しておいたNHK-BSの「ブライアン・ウィルソン スタジオライブ」を見る。アビーロードスタジオでのもので、収録は2008年?
もうこんなに元気なのだなあと思うとともに、メロディの、コーラスワークの、とろけそうな美しさに吸い込まれてしまった。思わず息を詰めてしまったのだけど、画面から溢れ出す音はふうっふうっと天へ昇っていく多幸感に満ちていて、私はほわああっとほどけていった。とりわけ「GOD ONLY KNOWS」、ホントに神様が宿っていた。3曲しかやらなくて残念だけど、とってもよかった。ブライアン・ウィルソンが嬉しそうに幸せそうに唄っていて、私もとっても嬉しくなった。そういえば唄っている姿、初めて見た。

Pet Sounds  [from UK] [Import]

Pet Sounds [from UK] [Import]

ちなみにブライアン・ウィルソン曰く、「"ラバーソール"が素晴らしくって、触発されて"ペット・サウンズ"をつくった」とのこと。素敵な話。
この「ワールドプレミアムライブ」という番組はいつもいいライブをやってくれる。カメラワークや音も良い。
レディオヘッドのスタジオライブも、彼らの音づくりに迫っていてとてもよかった。テレビでライブを見る場合、スタジオ収録だと落ち着いて演奏している手元足元までしっかと見えて、見応えが増す。勿論それに応えられるだけの演奏力を持ったミュージシャンでないと、面白くないけれど。


この番組のお供には「ポルテ」、今年初めての。これを食べると「秋が冬になるなあ」と思う。ががが、内容量が確実に減った気がする!個数も一個一個の大きさも少なくなったヨ〜。