西永福ウミネコカレー1周年記念 \これからもよろしくお願いします/


1周年記念のウミネコクッキー
2月15日月曜日。uminecosoundsのボーカル 古里さんが自身の店「ウミネコカレー」をオープンして1年を記念してのライブ。
思えばdipが新木場ロックフェスに出たときにフードで草枕が出店してて、開店当時から時折通う好きな店だったから驚いたんだけども、その年にヤマジさんが加入したuminecosoundsの古里さんが草枕でカレーつくってるって知ったときはもっと驚いたんだった。全く気が付かなかった私にもビックリだ。そんでもってuminecosoundsのライブのときに古里さんが出張販売する、その名も「ウミネコカレー」はとにかくおいしくて、遂に実店舗オープンしすぐ人気店になったのは嬉しい。ウミネコカレーは甘くて辛い日常の味だ。店の佇まいから内装、食器等細かなところまで手が行き届き、洒落ているけれども極日常的で堅苦しくない。カレーそのものは実のところとても高度なつくりで(変にスパイスを感じさせないあの甘辛さ!)、でもあくまでも普通の顔をしている。それって、uminecosoundsそのものなのだなあ。

会場の渋谷o-nestに着くと既にカレーに並ぶ大行列が出来ていて、普段の私ならば並ぶの辞めるけれど今日はカレーも大切な一員なのでじっと並ぶ。まるで炊き出しの配給のような様相で。。。そんでもって漸くありつけた!

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センス無い撮り方ですみません・・・インスタ女子にはなれねえ・・・

しゃけカレーは上に載せたカリカリの皮がパパドの代わりになって、いいアクセント。ネギカレーはとろみが特徴的でこういうのもあるんだって新発見。ダバさんは2回しか伺ったことが無いのだけど、また食べたいな。根菜カレーは旨味濃厚、これが一番好き。付け合せも含めてどれも美味しかったー。ライブハウスの狭くて人の多い中ではゆっくり落ち着いて食べることが出来ないので、そこが残念ではあります・・・

開演前に古里さんから開会宣言?場内があたたかで朗らかな空気に包まれて、ワクワク。

ライブの一番手は水中図鑑。ボーカルの方がウミネコカレーの素敵なアートワークを手掛けているそうで、メンバー全員桑沢出身という話しにびっくりよー。音はUSインディーオルタナ上等!で好きなタイプのアレです。toddleは前にもウミネコの対バンで観たけども、可憐なUSインデイーオルタナ上等!で好きなタイプのアレです。o-nestでライブやるような若い世代のUSインデイー好きは何処が出発点なのかなあと年寄りは思ってしまうので、教えてほしいトコロ。
そして最後にuminecosounds。タイトな演奏にギュッと引きこまれて終始シンガロング! 店主となった古里さんの唄声と佇まいはタフになったなあと感じた。一番歳下のこともあってか、どこかオロオロしてる風情と繊細さがこれまでは感じられたのだけど、MCの立ち回りもバランスの変化があり、今日はドシッとしてて逞しく見えた。なにより終始ニコニコ楽しそうに唄っている表情が素敵だったなあ。唄いながら各メンバーに話しかけているようだった。今回は本来「主役」なのに、一番動きまわって気を使っていたであろう古里さんの「真摯さ」が回りの人たちの心を動かすのだろう。

普段はカレー店を営む古里さんを筆答に、各メンバーはウミネコがメインの活動をしていない。それが重要な利点となり、久々に逢う4人は向い合って話すように演奏する。それぞれの日々が投影された楽曲は、より豊かな表情を聴かせてくれるのだ。「イエロームーン」後半の音の昂ぶりには泣いた…。ヤマジさんはギターに専念できるからかいつも以上に技が冴え渡るし、コテさんの顔芸溢れる粘っこくも軽いドラミングとハイテンションはまさにキーマンだし、スドウさんの奏でるベースラインは耳に楽しく安心感ある。
彼らはライブバンドだなあ。メンバー個々の活動の所以でたまにしかライブが出来ないけれど、だからこそ音の鳴りがいきいきとしてる。Matthew SweetのGirlfriendをカバーしていただきたい想いが昨日のライブ見て高まったー。コテさんのドラムに掛け合うヤマジさんのRobert Quineなギターが唸るのを妄想するのデスヨ。


先月お店でいただいたシールと購入したバッジ。

アポーミウジックにあった!ので、是非コチラから聴いてみてください。 https://itun.es/jp/wA8pv