岡山旅日記はじまり


4月30日〜5月3日まで、岡山を旅してきました。岡山へは一昨年のGW、愛媛旅の最後に少しだけ立ち寄ったのですが*1、今回はゆっくりと回ることが出来ました。
おかやまは晴れの国。南部は典型的な瀬戸内海式気候で、降水量1mm以上の日数が全国最小である事から「晴れの国 おかやま」を県の標語としているそうです(wikiより)。確かにこの4日間はホントにいい天気だった!(全国的にとはいえ)
岡山市の繁華街を中心に、倉敷市広島県福山市竹原市を巡り、各都市を旅行者なりに肌で感じた4日間。いつも同様の旅記録をしばらく続ける予定です。

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まずはやっぱり岡山城〜後楽園です。後楽園はとにかく広い!!
日本三大名園」である水戸の偕楽園や金沢の兼六園と比べると、おおらかでドーンとしているように思えました。もちろん素晴らしい造園だけど、いかにも「名園です」って格調高さが鼻につかない。遠足で来ていた小学生の数の多さも問題なく受け入れて、且つ外様の旅行者も肩身狭くなくのんび〜り出来る「大きさ」は、単に敷地面積によるものだけではないんじゃないかなあ。

ちょうど新緑の時期、緑がキラキラとまぶしい。

岡山城の堀代わりとなっている旭川沿いを歩きましたが、たっぷりとした流れがきもちよかったなあ。


駅と城のちょうど中間点にある「柳川」交差点は円を描いていて、それに沿ってビルも弧を描いているの!すごい!これはかっちょよかった!なんとかリノベーションして保存してほしい*2なあ(と、簡単にいっちゃうケドさ…)。

より大きな地図で 岡山・柳川交差点 を表示


岡山市は県庁所在地だからこその規模で、街が構成され、広く栄えていました。昨今なにかと地方都市の衰弱が叫ばれていますが、そういった悲哀を感じることはなく、むしろ今あらためて新しいものが生まれているように思えました。何もないところから生まれるのではなく、古いものが無かったことにされるのではなく、これまでこの街を支えてきたものがあるからこそ「今」がつくられているように感じたのです。世代の断絶ではなく、「世代の共存」とでもいうのでしょうか。このことを頭のどこかにいれながら、岡山旅を辿ろうと思います。

*1:http://d.hatena.ne.jp/mikk/20080512/p3

*2:そういや向かいのビルも同じく弧を描いてるんだけど、ギャルソンが入ってた。ナルホド…