神保町シアターで見た3本を続けて感想記します。
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2006/03/10
- メディア: DVD
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あとの2つは「華麗なるダメ男たち〜色男、金と力はなかりけり〜」。この特集タイトル、素晴らしすぎる!
ロビーには「ダメ男系譜」があり、この映画館の愛ある姿勢が素敵だなあ。
【猫と庄造と二人のをんな】 森繁の不甲斐なさが最後マトモに見えてくる。山田五十鈴と香川京子のバトルにゾワー!浪花千栄子の狡猾さがタマラン!猫がぴょ〜んって何度も放り投げられるのにエッエー!ちょっと長くて、ダレてしまったケド。芦屋の浜辺の庶民的な風景も楽しかった。
【夜は嘘つき】おーもしろかったあ!”ダメ親父”鴈治郎サイコー!あの人の許されてしまうキャラ具合がホント素晴らしい…。山本富士子の敏腕っぷりスゴー!人に対してじめっとしてなくて好き。客をあしらい加減がプロやね…と思いきや、最後の展開に驚いたー。この店は今も銀座にありそうな気がするよ。彼女に言い寄る「3ボケトリオ」もウマイなあ。加東大介の役どころもおいしすぎる!OPの山本富士子&マヒナスターズ(!)の主題歌もヨカあんばい。今もつい口付さんじゃう「よ〜るはうそつきぃ〜」。