live at SHELTER

狭い場内はぎゅうぎゅう。外国の方も幾人かいてちとビックリ。例のコンピのおかげかしら…。で、そのコンピ「The Light Shines into Your Dream」に収録された「Ode (To The Mucous Membrane) - Four Pieces ver.」が1曲目。このver.はオルタナ色強い原曲にシューゲイザーをくっつけたよなアレンジ(乱暴な言いっぷりですみません)だけど、今日のポップでゴリッとした選曲でのカバー曲に、マイブラではなくswervedriverをやるのは納得ガッテンなのであった。
2曲目の「underwatar」では今までとは違う海に潜った。とろとろと揺らぐ青く暗い海の底ではなく、硬質で、変ないいかただけど水質が上がったというか…以前はずっと深海の底でゆらゆらと潜っていようと思っていたけれど、もっと広い世界で泳いでいた、そんな感じ。
珍しくMCらしいMCがあって、いつものようにチューニングに時間を取った後「サーストン・ムーアに憧れて、いろんなチューニングで曲をつくってしまったので、ライブ中はいろいろ大変なんですけど…。サーストンみたいにギター100本くらいあればいいんですけど!(ギターちょっと鳴らして)…1本でやっております…!」これには笑ったなあ。言い回しもヨカッタ。こんなこと言うくらいリラックスしてた感じ。場内が和やかになって続いて演奏した「plantation」、明るい光がめちゃめちゃ差していて、ちょっとオオーっと仰け反るくらい。
気になったのはPAが音を大きくすることに注力されているのか、轟音というよりは全体がダンゴになっていて、スキマがなくてツラかった。「it's late」も音が潰れちゃってて残念だったなあ。。。だからなのか、全体的に深みに行きつけなくて、時折ぐわっと掴まれるところがあってもひゅっと離されてしまった。「9souls」はモコモコしてて気持ちよく酔えなかった*1
dipではバンドサウンドとしての三位一体な凄みに震えたいな、やっぱり。 アンコールの「Lust for Life」、イントロのギターに痺れて、キレタ!途中のドラムソロもカッコヨカッタ!

余談:最近、ディーンさんのライブのおかげでluna祭りだったんだけど、そういやkraftwerkの「Neon Lights」カバーやってるのよね。すっかり忘れてたけど。だからdipのはluna経由のカバーなのかなと思い返したのでした、今更…。

*1:思ってたよりも演奏時間短めだったし直球ポップな曲が中心だったケド、長尺で反復なのを2,3曲でも良いな