春だから

起きるとすこし明るくて、夜明けが早くなったなあって思う。

Rip It Up

Rip It Up

このあいだ朝かかっていたのはオレンジジュース、理由は「春だから」。
外へ出たら春の陽光。やわらかくって、つめたいなかにあったかいのがあって、うれしくって、でもどこか憂鬱。
そういや「キ・ラ・メ・キ トゥモロー」って邦題考えたヒト、すごいなあ。
キャント・ハイド・ユア・ラヴ・フォーエヴァー

キャント・ハイド・ユア・ラヴ・フォーエヴァー


先日見た展覧会について少し。
「都市から郊外へー1930年代の東京」
世田谷文学館にて。世田谷区は1932年に誕生したそうです。1930年代というと元号でいえば昭和5年〜14年。関東大震災により、人々がまだ田畑の広がる「郊外」であった西側へ移り住み、震災からの復興によって都心部にビル群が生まれ、生活が大きく変わってきたころ。この時代にスポットをあてた面白い試みの企画でした。当時の地図や路線図や写真見るのがほんっと楽しい。ずっと眺めていられるなー。桑原甲子雄の寡黙で雄弁な写真。少年探偵団の挿絵原画もカッコヨカッタなー。そしてなんといっても、東急などの私鉄沿線図。ただただ楽しい。線をたどる。脳内でたどる。同潤会による分譲住宅の間取り図がもう!土地区画整理図や住宅案内図を食い入るように見た。実際に成城に分譲住宅として建てた住宅写真と間取り図を見ながら、自分が歩いている姿を想像したり。今もときどきこういう家見かけるけど、どんどん建て替えられているだろうな。今新聞の折込広告で見かけるよな住宅は80年後、どんなふうに捉えられるのだろう?


毎日帰宅後に「カーネーション」を見るのが楽しみです。そもそも脚本の渡辺あやさん*1ってコトで注目はしていたけれど、始まって数週間後に母が「お金持ちの家で育ったお母さんののんびり〜としたとこがいいのよ〜」と言ったことがキッカケで本格的に見始めたのですが、ほんっと面白い。というか上手いなあ。なによりも主人公が「良い子」ではなく、ある意味で「イヤな奴」なのがスゴイ。彼女だけでなく、登場人物も話の展開も、ブレや振り幅があるのがイイなーって思う。良かったシーンはいろいろあるけど、中でも神戸のおじいちゃんおばあちゃんが「あの邸宅の中心ではなくなっていた」シーン。あの場面で流れていた時の感覚が今も染みている。じわっと、気配とか仕草とか感覚でソレを気づかせるところに毎回ぐっと来るのです。そしてそれは「毎日15分」だからこそ、なのだと思います。「記号」の繰り返し、とか。あ、それどこかでとか。生きるってそういうことだよなってのがぎゅっと詰まってる。


スタッフサービスの広告で展開している「なんちゃらガールズ診断」ってのをやってみたら、コレだった。

隣でY氏がゲラゲラ笑ってた…わ、笑えない… や、髪型とか違うけどさー。

*1:このヒトの話には感覚的に「ゾッとさせられる」シーンがあるなあって今思い返している。