目利きとか世代とか

昨日書いたこと、煮詰めることなく上げているから読み返すたびに困ってしまうけれど。配給会社は「目利き」であって、海外の数多の映画作品のなかから「これぞ!」というのを引っ張ってきてくれるその視点がどういう意義の上になりたっているのか、そして公開にあたってどういう方向性で打ち出していくのか、、、。「マーケティング」が当たり前とはいえ、やっぱり統計とかなんとか力とかそういうんじゃないものを恐れずにやってまえーっての、もう難しいのかな。私は受け手側だから無知に好きなこと言えるけれど。


「世代の違いは楽しむようにしたい。」とヤマジさんが書いていて、とても驚いた。というと失礼かもですが。かつては下の世代(同世代さえ)のバンドに距離を置いていたように感じ取っていたけれど、今はむしろ受け入れて楽しんでいるように確かに見える。
私は90年代前半と後半でさえ溝を感じてしまうくらいの狭さでついイラッとしてしまうのだけど、溝を壁と思わずにひょーいって飛んじゃったほうが確かに楽しいし健康的なのだなあ。
そういえば話しはズレるけど、この間読んだインタビューで小山田くんが「(お父様が亡くなったことで)親戚の方々との交流を持ち、見せてもらった家系図で”自分は突然ポッと生まれ落ちたわけじゃないんだ”と気付かされた」と言っていたことにも驚いた。恐らくは回りとは違う尖った自分ということに重きを置いていたであろうけれど、そんな自分も繋がっているんだということ。
歳を取るとあちこち痛みを感じたり出来ないことも増えてくるけれど(切実)、新たな気付きによって得ることがあり広がる世界があるのだな、いくつになっても。
すっごい余談だけどヤマジさんと小山田くんのフールズメイトでニューウェイビーな音楽談義を読みたいとずうっと思っているのだけど!new wave感はけっこう近しいと思っているのですが。。。ひねくれっぷりとか。音楽をやるうえで何よりも音楽リスナーである点も大きいし、ギタリストとしての話しも聞きたい。歌詞とか唄うこととか。小野島大さんの仲介でどうにかならんものか。昔paradeで掲載した”小山田・卓球対談”のようにお互い牽制しまくったものになるかもしれないけど、そこはもういい大人だからさ…。ついに書いちゃったので今後何度もしつこく述べるかもー。
あ、ふたりとも「目利き」の部分ありますよねっ(強引?)