デビッド・シルヴィアン写真展 →「サウンド・オブ・ノイズ」

昨日、八月最初の金曜日。会社帰りに表参道のスパイラルへ。デビッド・シルヴィアン写真展「abandon / hope」を見る。
1階奥の丸い吹き抜けがどのように演出されているか気になっていたのに、使われていなかった・・・ 最初のフロアのカラー写真に、私のなかの彼の印象とが結びつかずちょっとした違和感があった。それにカフェスペースがガチャガチャとうるさくて、写真とまっすぐに対峙できなかった。もっとインスタレーションみたいのだと思ってたんだけどなー。でも階段での展示スペースでは喧噪も途切れ、ふっと時が止ったかのようにフレームの中に入り込んだ。再び最初のスペースの写真を見ると、色彩の、くぐもった光を放つ青がぐっと染みてきたのだった。


それから新宿へ移動、シネマカリテへ。「サウンド・オブ・ノイズ」を見た。
『突如街に現れた謎の6人組。彼らはあらゆるものを楽器に見立て、とんでもない場所で音楽を作り上げる音楽テロリストだった!』という設定のスウェーデン映画で、その筋書きから楽しみにしてたんだけど、チョット期待し過ぎたかなー… 
スウェーデンはノイズとかいろいろオモシロいから、音楽シーンがどんなふうに描かれるのかなと期待してたけど、そゆのは全然関係無かった。いざ演奏される楽曲がどうにもイマイチな出来でのめりこめず。音楽ってよりはパフォーマンスアートなのかもしれんが、パフォーマンスとしても意思表明ではなくただの「馬鹿騒ぎ」に過ぎなくて、白けてしまった。そのうえ結局のところ、彼らを追う警官のトラウマ解放じゃんか!ってズコーっとなってしまったよ。ラストについても、あれはあれで笑うところなんだろうけど、んんー。



VENUS PETERのライブが再びあるようで。そこにLoco-Holidayが20年ぶりの復活!とのこと。

て云うとRUBY RUBY STARに繋がり、、、(以下略)って話しに広がるワケですが。今久々に聴くと、淡々と意外にタフなウネリがカッコイイな。日本のシューゲイザーバンドはあんまりのめり込んでない、そういえば。
VENUS PETERは一番有名なアレもいいけど、こっちも好き。


さてはて我が思い出箱を開けたまんまで今日のあまっこ。「バースデイ・オブ・エレファントがライブをやっていた」という「明治通りのライブハウス」が、クロコダイルなのかアンチノックなのかJAMなのかで随分変わってきますよねってことは、今日きちんと書き留めておきたいことです。あ、アストロホールもある?
中のヒトは30歳だそうで(調べた)、高校生のときが2000年前後かよ!と軽くクラクラしてきますが、多感な頃にアレやコレやな事件があった世代なんだなあ…。ハテ、どんな音のバンドかなあと想像して、「バースデイ・オブ・エレファント」という響きについついゴスいバンドかしらなんて思ったけど、んなワケなかろうて…。あ、「ナントカ オブ ナントカ」って日本のバンドあったね・・・と思ってたら「アレ(今)とアレ(前)」なのか!そういうことか!(ぜんぜんわかんなかった…)ライブハウス、どっちかってーと下北あたりじゃないのかしら…。
ついつい乗っかって書いちゃったヨ!