21年振りの対決

栗あんみつ食べて移動して、新中野からふらふら歩く。このあたり歩くの久しぶり。住宅街の路地の入り組み方に「中野だなあ」って思う。具体的にいえないけど、「中野」らしさというかニオイというか、そういうものがあるのだよ。
そして久々のUFO CLUBにて石原洋 with friendsと割礼の2マンなんて、素敵な組み合わせ。そういえば前回ここで見たのはthe starsでしょうか。
どっちが先行?って思ってたけど石原さんが先でした。幕が上がったときのぐしゃぐしゃぐしゃーっって混沌にドキドキした。このバンドはいい意味であやうくて、どこにいくのかわからない感じが新たな魅力だなと思う。”かつての”楽曲もやるけれど、正直云うと今のメンバーでは、耳に残ったあの音との齟齬がどうしてもある。でも、新曲がよい感じで!演奏もうまく流れていくし、女性コーラスもあってか雰囲気がたおやかになったり、愛らしささえ感じるほど!で、こっちが主軸になるとよいなあ。
続いての割礼、始まったら空気とニオイがまるで変わって驚いた。ゆるぎない強さを保ちながら漂ってるのが、相変わらず凄かった。音が重いのか軽いのか不思議な感触で、印象は変わらずに繰り出される音が毎回異なるのもスゴいなー。リボンの騎士に強烈シビレました。ギターがギリギリくわんくわんと空間をのっそり作りながらの、ベースとドラムのリズムキープは神業的…。日曜の夜はキツいなあと思ってたけど、大充実な夜でした。石原さんと割礼の共演は1992年に日仏会館で行われたイベント以来ってコトにまた驚き…。