at MANDALA2

今月2日、吉祥寺にて。この日は宍戸さんと山際さんとそれぞれソロで対バンという、ありそでなかった(よね?)ライブ。とても良かった。MANDALA2の音の鳴り方も好きなのです。

ヤマジさんが一番手。始まるなり、宍戸さんの天然エピソードを語り「そういうところが好きです」と〆るトーク術よ。演奏は、ルーパー使いのセットが完成の域に入った音作りは「”more” over sleeper」でとろとろとろり。座って演奏してたけど、最後は立ち上がり弾きまくる!うー、やっぱりこういう姿がカッコヨイなあ。。。ひとりで成り立つ音をソロで追求するとして、dipではそうじゃない音を聴きたいな。


続いては宍戸幸司さん。スローモーションなギターワークがほんと凄まじい。弛緩してるのに壮絶ってなんなんだろうか。禅問答的な。毎回同じことしか言えないこの感覚。空間を染め替えるとはこの人の演奏にピタリとハマる言葉だと思う。最後ちょろっと喋った!


最後は山際英樹さん。ソロでは初めてだけど、いつも割礼の時の宍戸さんの唯我独尊の世界観を潰さずそこに埋もれず、ぐわっと入ってくる音にゾクゾクしてたけど、やっぱりスゴカッタ・・・。宍戸さんと違う意味で狂ってる。淡々とオソロシイ劇薬を繰り広げてくるからウワーウワーと体が逆毛立ってしまった。


最後はセッション!「ゲーペーウー」は早いバージョン。ヤマジさんの宍戸さんを見るまなざしが憧れに満ちていたのが、ぐっと来た。もう一曲はコクシネル!