会社のバイトの若い女の子はイマドキのオシャレさん。オフィス街にいても今の流行りのファッションがわかるのである。そんな彼女が週末髪を切り、前髪は眉毛から随分上でパッツンと揃え、サイドは耳たぶが見えるくらいのオカッパで、ああっこの髪型・・・！私の若い頃そのまんまじゃないの！！！ぎゃーーー。
それと女性誌の見出しの、「大人のグランジ」ってのにもビックリした。グランジといえばの「ネルシャツ」をダボッと羽織りつつ「小綺麗に」、で「大人」ねえ・・・。なんかもファッションアイテムになった時点でとっくに形骸化されてるとはいえ、カートも墓場で泣いている（えー）。90年代がこういうかたちで再利用されるのね。そうそう、ファッションアイテムに置ける「ハードな感じ」イコール「ロック」ってイメージもどうなんだろな。ここで使われる「ロック」って、「バンドTシャツ（それもメタル多し）にレザー」が常套手段だったりするケド、そういうバンドマンって今いるのかしら。。。
そうかと思えば、大学のある街を歩いていたら、すれ違う若者達が「真新しいロゴ入りスウェット」（否、トレーナー……）を着ているから、まるで80年代の大学生のようだった。当時の映像のなかに入り込んだみたい。
同じシーズンに80年代と90年代が混在してる。流行りって面白いな。
