「1995なノーコン対談」

下北沢へ。小田急線の工事は着々と進行中、駅周辺はどんどん変動していく。閉ざされた線路は埋められて道になっていた。

B&Bにて佐藤大さんと速水健朗さんによるトークイベント。「『ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜 』×『1995年』〜僕らのゲームカルチャー史 アナザーサイド〜 」、とてもおもしろかった!フロッケだのZOOだのサーティースリーだのマニアックラヴだの、当然のことながら並ぶ固有名詞にああっ!と心の中で反応しちゃうだけで、ホント楽しい。懐古というよりは今を改めて認識する。速水さんの著書「1995年」はまさにそういう内容だった。
いまここで向かい合うお二人が実は「あの頃」身近にいたり。同時代の中で無意識でつながっていくことが興味深かった。速水さんが概ね聞き役で佐藤大さんが喋りつつ「答え合わせ」をするなかに、自分の「あの頃」が立ち上がってくる。レコードやCD買ったり映画見たり…まるで変わっていない。。。
この20年近く、社会的にも個人的にも予測し得ないほど変わったけれど、自分の根底にあるものはなんら変わらなくて、今ここでこうやってお話を聞いているのだなあ。。。