夏に足を踏み入れた

朝の音楽に選んだのは

Meu Filme

Meu Filme

瑞々しいこの音を風が呼んでいたしからだが欲していたのだろう。そんな朝だった。
会社からの帰り道は、夏にチョット足を踏み入れていた。この気配、このにおい、翳りゆく明るさ。フッと吹いた風に思わずあっと呟くように背筋が延びた。
ご飯を食べたあとに聴いたのは
car and freezer

car and freezer

めくるめく音絵巻の如く畳み込められながら同時に解き放たれている音、音、音!
鮮やかに構築された流れは実に巧みだけどとっても軽やかで、なんとも絶妙に入り込む隙間にあっと呟くように背筋が延びた、さっき歩いてたときと同じように。そんな感覚になる音盤はあんまりない。