朝、ドトールにて

朝、会社の最寄り駅に着きまだ時間があったのでドトールに寄ったところ、流れていた音楽が耳に止まりました。

そして次に掛かったのが

それから

どれも雨上がりの秋の朝にぴったりの音で、出社前の僅かな時間が気持ちの良いひとときになったのです。

どのバンドも知らなくて、なんとなく2000年代後半のUSインディーっぽさが好みだったのだけど、それぞれポートランドメルボルンモントリオールのバンドでした。アルバムも買ってみよう!なんてまさかドトールで音楽を発見するとは思わなかったー。
ドトールの公式サイトを見たところ、

店内BGMはオリジナルシャッフル放送で、日によって楽曲・順番が異なります。お知りになりたい楽曲をお聞きになったおおよその日時を、お問い合わせフォームまたは、お電話でお客様相談室にお問い合わせください。ご希望日時の楽曲・アーティストリストを、メールもしくはお手紙にてお送りします。
https://www.doutor.co.jp/dcs/faq.html

とのこと。選曲に誰が絡んでいるのかな?

西友のBGMでXTCが掛かった!」ことが話題になるなど、チェーン店でのBGMへの注力が感じられる昨今、有線でも「Afternoon Tea Music」チャンネル(http://music.usen.com/channel/d06/)や「Cafe Apres-midi」チャンネル(http://music.usen.com/channel/d03/)なんてのがあったりもします。
90年代後半のカフェ流行り以降に「ボサノヴァ掛けときゃいいんでショ」と”渋谷系なるもの”が形骸化され、音楽が「空間の埋草」となった果てにこう行き着いたかーと、興味深いです。
あと気になるところではCDショップ「雨と休日」さん(現在オンライン営業のみ/祈 実店舗復活)では、「BGM使用に特化したものとしてテーマ別に展開」したり「BGM選盤相談」(http://shop.ameto.biz/?tid=3&mode=f31)をされています。
私としては個人店舗であれば「音楽の選曲にも店主のひととなり」が出ると思っているし楽しみのひとつですが、「洋楽有名曲のアコースティックカバー」がエンドレスになるならば、確かな耳を持つ方に任せればいいよね、とは思います・・・