CORNELIUS PERFORMS FANTASMA

Cornelius performing Fantasma USツアー」 密着ドキュメンタリー・完全版」
コーネリアスが、アメリカにおけるアナログ盤での『Fantasma』再発売にともない、アメリカツアー<CORNELIUS PERFORMS FANTASMA>を開催。同ツアーは、2016年8月4日より8月13日まで、西部から中西部で全6公演に渡り行われた。今回は、スペースシャワー TVで放送した60分番組に、ライブ映像中心に未公開シーンを追加した完全版を製作。WWWの特上サウンドで、コーネリアスの名曲を堪能できる1夜限りの特別上映を実施します。 (https://tokyomusicodyssey.jp/movie/ より引用)

6日月曜日の出来事。楽しかったー!ワクワク満面の笑みで瞳キラキラさせてステージを見つめノリまくる、USの観客たちの姿がほんっと良かったなあ*1。音楽は国境を超えるってこのことだってつくづく思う。比べるのもアレですけど、先日の「魔法的」よりも、小山田くんが作り出す「魔法」が私は好きだと改めて痛感した。(そういう意味でもあの2人組は凄かったのだけどもね。)「自分のつくった楽曲に驚いていたい」って言葉も印象的だった。歳を取り経験を積めば積むほど、そういう気持ちってとても大切なのではないだろうか。今回のツアーも、新譜制作に目処がついたので演奏のリハビリの面があったというのも興味深い。
ジャクソン・ブラウンが見に来てたのも驚いたけど、コーネリアスを「メロディックでドライヴしてて、フレッシュ!」って評する言葉はさすがだし、物販買い込んでいるのも可愛らしかった。それと楽屋裏で「大きな眼鏡に紺のスーツ&赤ネクタイ」で恰幅のよい「the 課長」な日本人男性が写ったので、「誰?レコード会社の人?」と思ったら「マニー・マーク」だったのでエエエエエエ?と驚愕しました。。。
そうそうそれと、US各地の会場ホールはどこもクラシカルで素敵で、こんな装飾の場所で演奏するのは気分だけでも相当違うよね。ただのハコばかりの日本とは違うなあ。


↑予告編映像、ぜひ見てください。


鑑賞後、堀江博久さんとあらきゆうこさんのトークがあった。お二人とも「演奏は大変だけど楽しい」って言ってらして、そういうの素敵だ。各人は他の楽器の音を聴いてしまうとつられてしまうので、自分の狭い枠の中に入り込んでひたすら演奏しているそう。そんななか「クリックを聞いてるのは私だけ」というあらきさんの無双ぶりもスゴイ。初期からの堀江さんのkeyとギターに加え、今回は大野由美子さんのベースとムーグが加わることでコーラスも含めて新たな広がりが生まれて、またよかったなあ。
堀江さんが「小山田くんの唄声っていいよね」って語った流れで新曲の話がちらりと。ふふふ。


で、まあ、私が一番心躍ったのは小山田バンドメンバーに堀江さんと大野さんが揃ったということでもあって、このメンツでヤマジカズヒデ対決新シリーズ出来るのでは?!と思わずにはいられない。。。小山田くんと80〜90’sなギター&切ない唄声対決って超燃えると思うんですけ、どぅぅぅぅ。小野島大さんに繋いでいただきたい……

*1:追記:ライブを見るのではなく、ライブ映像を見ることはこうやって客観的に確認できるから良いな。演奏してる手元なども見ることが出来るし