おいしい店

土曜は代々木公園のイベントで、幾度も通っている好きな料理店が参加したプレートを食べたのだけど、やっぱりお店で食べるほうがずっと好きだなあと思ってしまった。店の方が作り上げた空間で、選ばれた皿でいただく料理は店主さんのひととなりと直結していて、お話しなくても言葉が伝わってくるように思える。イベントならではのよさもあるのだろうけれど、気ぜわしく紙の皿に盛られた料理を仮設テントの下でいただくのは、なんだか食べた気がしなかった。
日曜の夜は開店時から通っているお店へ。店主さんの想いが伝わってくる空間と味わいは豊かな気持ちに包まれる。今日はあまり混雑していなくて、店主さんとお話しできる時間もあって嬉しかった。同種の飲食店はこのところ急激に増え、おいしい店も多いけれど、私にとっての「ああ美味しいなあ」という気持ちはSNSの写真とテンション高い言葉では表現できない。