18日の日曜日。雨のせいか体調が悪く、家でダラダラして夕方に漸く出かけた。雨はほぼ止んでいて井の頭線沿いの紫陽花がきれいだった。さて今日は、激爆音は確実故、耳栓をして場内へ。アンプを積み上げたborisのライブはやはり尋常でない音圧で、弱っていたこの日の私にはさすがに堪えた。海外でもツアーを重ねているだけに、音に拠るコミュニケーションとしてのパフォーマンスに優れていて、エンターテイメントだなあ。栗原さん出ないかなーと思ったけど出ないですよねそうですよね・・・
そしてdip。水準以上のカッコ良さは当然なんだけど、4月5月とこの数回の音作りは今の私にはピンと来なくて、自分が哀しい。ライブ中にハッとさせられる瞬間、ギター・ベース・ドラムそれぞれにそんな瞬間がズキーンと突き刺さる、隙間と奥行きが残念ながら無い。ヤマジさんの真面目さ故かギターの新たな実験が自分内止まりで、”３ピースバンドとしては”まだバチッとハマっていなく、バランスが悪く聞こえてしまう。うーむ、次のタームへ行く過渡期なのかもしれません。月曜は仕事も忙しく、体調不良もあったのでdip見て帰宅してしまいました。最後まで見ずにごめんなさい。にしてもこの手の企画ものだとdipのスタンスの特異性が明白だなあ。
