12月の散歩

2日

日比谷図書館からの散歩。

イイノビルの裏手、この角丸な建物のお蕎麦屋さんを残して、周囲2区画ドーンと再開発中。内幸町から虎ノ門へ、地下鉄新駅工事絶賛進行中。前通ったときゴーストタウン化してたオフィス街は歯抜けになっていた。そんな中まだまだ営業中の洋食屋さんも残ってて泣けた。

神谷町からちょっと入って、森ビルの開発待ちな住宅街手前で三年坂を上がる。

狸穴坂を下る。高級マンションは建てかわったけれど、まだ変わらない風景があった。

麻布十番。下手すると20年ぶりにあの店のたい焼き食べて、坂をまた登って曲がって、石づくりの教会があった。

その角を曲がると仙台坂。某国大使館と拡幅工事の影響で警備の方が多く、不穏な雰囲気。

今日いくつめの坂だろう。
南麻布の住宅街を進むと唐突に都営住宅があり、貝塚があった!

天現寺交差点に出てバスに乗り、渋谷駅。再開発工事でますます混迷を極める駅周辺。

3日


元企業のグラウンドを再開発した大規模高級マンション。

分譲住宅の区画も。す、すごいっすね・・・
その一角に

わ!このクラシカルな建物は?

かつてのクラブハウスを残し、マンション住民の共用施設として使用しているそう。

4日

同僚が「わさおの飼い主のおばあちゃん亡くなったね」って言ったからびっくりしたけど、わーそうか、「わさお」は映画にもなるくらい普通に一般的な話題になのだった。「はてな民」というくくりも今や。

6日

会社で、他部署の○○さんは鰭ヶ崎に住んでるって話が出たので、「鰭ヶ崎!流鉄ですね!車両がめちゃくちゃかわいいんですよ、駅舎もいい雰囲気だし、いいところですよね」と、テンション高く言ってしまった。マズイ。

↑前撮ったの、ね。

8日

12月の雨の日、になった。

9日

オペラシティにて「単色のリズム 韓国の抽象」を見る。好みの、心落ち着く世界だった。以前もここで見た作品もあるけれど、関連作家のたくさんの作品が展示されていて、何回もぐるぐる繰り返し見た。高い天井に空調の音だけ聞こえる空間に広がる画は自由で、お腹にずとんと響く力をもらった。素晴らしかったなあ。

10日


街の路地裏に「夢のパラダイス」。


そのあと移動した先の街で出逢った建物。シブい。

14日

表参道交差点は静かだった。

あの、スーパーAZUMAが閉店……。初めて表参道に来た時にどうしてこんなところに八百屋が?と思い、ずっと前からそこにあって当たり前の光景だった店。角の布団屋に続きここもかー。敷地的に合わせて建替かな?

そしたら隣のギャラリー360°も閉店だった。

ああそうか、そのまた隣のアンデルセンは既に閉店したんだっけ。このお知らせを読むと、地下鉄の新出口が出来るみたい。確かにこっち側って北側の小さな階段しかない。こちら側のほうがギャルソン(今では観光客ばかりだよー)にも出やすいし。
渋谷から歩いて表参道へ、その先は西麻布方面にしようか、青山一丁目か、原宿か。どうしようかなとキョロキョロした交差点の風景がガラリと変わる。

16日

移転前最後のタイミング。移転とはいえ近いし、今よりももっといい店になることだろう。店をオープンと知ったとき、バンドはどうなっちゃうの?とマジで心配したけれど、1年に1回のライブでもそのたびに更新して素晴らしかった。他のメンバーは他にもバンドがあるけれど、そのかわりに店が出来たことでたくましくなったように思えた。そしてこの小さく地味な街に出来ると知って、以前住んでたとこから近くて馴染み深かったから嬉しかった。盆に来た時に駅前で祭囃しをしてたから、いつかこのロータリーで野外ライブやるといいなあと妄想してた。

このペナントコースターも、この佇まいも、新しい幕開けへと引き継がれるのだな。おめでとうございます。

歩いていたら公園の入口にこんなものが。

インスタレーション?と思ったら子供の字でなにやら書いてある。

どんぐりに顔が書いてあって、物語が浮かんでくる!

24日

家から歩きはじめて、ぐるりと回って家へ戻った。距離にして10キロだった。日曜のクリスマスイブの光景として、「引っ越し作業中」と「通常体制のコンビニ(クリスマスな装飾無し)」 がいくつもあったのが、意外な点。行き交う人は買い物袋多め。駅前のケンタッキーは予約ないと買えない状況に「じゃあファミチキにするかー」という若いカップルの声がして、すぐ近くのファミマに入っていった。

28日

仕事納まった!けど、例年と全く異なる静けさがコワイ。帰りに立ち寄った店が満席で、考える事みんな同じってことだよなー&この半年で急激に客が増えた証だなあとつくづく。