LABO 2 at que


最近のライブ告知チラシ、ヤマジさん作なのが嬉しいし、とても素敵で!

dip企画のこのシリーズ。まず1番手はBACTERIA、ヘヴィななかに見え隠れする繊細な音作りでカッコいい!途中からぐわーっとのめり込んだ。最後の曲が特に好き。全般的にドラムのリズム感がすごく好き。
続いて、森川誠一郎さんの「空蝉」(ソロアルバム再現ライブ)。一気に空気が変わった。ここがqueであることを忘れ、廃墟の古代劇場にいるのか、はたまた未来のどこかなのか、わからなくなった。ひとつひとつのパートの音がくっきりと立っていて、それらが行き交う動きが見て取れて、ああ、これは劇なのだなと思った。そして全身全霊で声を送り出す森川さんはまさに悪魔な美しき存在感で、これは魂抜かれます、わ。

そして最後、dip。2曲めくらいまで音がもったりと聴こえてしまい、ぐぐっと奥底に入ってくる感覚や音だけで雄弁に語る感情が弱かった。今回はヤマジさん実験の回*1なのかなとどことなく思えたのだけど、新曲を畳み掛けながら場を盛り上げていき、どの曲のときだったか、両手を目の前に高く掲げてグイーっと掌で視界を広げていく感覚(ってすごくわかりにくい表現でスミマセン)になって、高揚した!今日試行した音作りが次回のシュガープラントとのLABOでバチッとハマるのが楽しみ。

最後の最後に、川口さんと森川さんとヤマジさんで「天使」を。今もこうやって音を交わし合うのって凄いことだな。彼らの芯にある共通した魂が見えるようだった。

*1:時々そういうときがあると勝手に思い込んでる。此処にあらず感があるというか、演奏ののめり込み具合とか、、、