ひとりでいることを良しとされた、静かなあの頃が既に懐かしい。落ち葉が重なるスピードよりも早く、人々が集い、はしゃぐ声が響きわたる。歩く先々で行列の飲食店があって驚く。コロナ前もこんな行列ばかりだったっけ。
区の公園のトイレ壁画。こういう感覚はもう無いのだよねえ。
タコ公園とかね。
パンダ押忍押忍押忍!!!
待ちぼう犬だワン!
「ネコ飛び出し注意!!」が続く路地、さぞかしネコが・・・と思いきや
寝てた。
この景色はどうなるのかな。
割箸・・・!
看板建築もあと何年だろうか。
建替決まって、この並木道も給水塔も無くなってしまうの仕方がないけど悲しい。
歩道橋が掛け替えられるようで、ここからの景色も見納めになってしまう。
西麻布の土手のような、いつかの記憶の景色は増えていくのだ。
今日ぐらいの、緑と黄とオレンジと赤が入り混じるのが好き。
昼休みに外へ出て、高層ビルのあいだにそびえる街路樹が陽光に照らされているのを眺める。この樹はいつからこの街にあるのだろうか。未来の景色が豊かになることを願って植えたのだろうか。私が毎日やっている仕事は今なんの役に立っているのかわからないけれど、いつかこんな景色をささやかでもつくっていればいい。
オレンジ色の夕暮れを見た日は幸せ。