先週知ったニュースを持ち出しますが、渋谷の東急本店（bunkamura）横にあるシネアミューズ*1が閉館する話には驚いた！
「過去上映リスト」を見て思い出す。95年、あー「幻の光」が最初かあ。
ああ、覚えてる。見終わって、今ドンキホーテになってる角の横断歩道を渡ったときの、あの感覚。なんともいえない寂寥感みたいなものを引きづった静寂な世界の輪郭だけが、妙に心に残っている。当時の私には感じ取れない部分も大きかった内容だったので、今見るとどうだろうか。現在、最新作公開中*2の是枝監督の映画監督デビュー作だということも、感慨深い。
以降、ここでたくさんの映画を見た。最前列で視界をスクリーンでいっぱいにして見ることが好きだった。良い作品がいっぱいかかった。新人監督も多かったし、特集上映もよくやってくれた。あの頃は渋谷を中心にして「カルチャー」が異常な状態だったからねえ…。（遠い目）「bunkamura＆ユーロ＆ライズ＆シネセゾン」とハシゴするのも楽しかったなあ。
明治通りのほうにもう一館*3オープンして、そっちで上映する作品も多くなり、このところ足を運ぶことがめっきり無くなってしまった。今年ここで見てないもん！シネアミューズだけで上映する映画も、少なくなったように思う。
短い期間だったけれど、おつかれさまでした。いい映画をたくさん、ありがとうございました！
