先日warszawaで購入した、サンフランシスコのバンドRoyal Bathsのデビュー・アルバム。
- アーティスト: Royal Baths
- 出版社/メーカー: Woodsist
- 発売日: 2010/10/05
- メディア: CD
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http://www.myspace.com/baths
幾度か言っていますが、最近のUK/USインディーポップ*1ってなんかこう、「焼き直し」感がどうしてもあるんだよな…といじわるなおばさんは思っちゃうのですが(すみません)、要は自分のツボにはまるかどうかなんだよねえ。「つくづくこういうの好きなんだなあ」っていう。
で。twee grrrls clubが遂にコンピレーションアルバムをリリース!
「 GRRRLS TALK 」
(はまぞうで画像出ないのでタイトルのみリンク。楽曲紹介も兼ねたジン付き!表紙の猫が…この猫は…!ふふふ)
「女の子だけのDJユニット」である彼女たちのことは昨年2月に「TWEE GRRRLS CLUB VOL.2」(←リンク)について書いたけれど、ホント驚きだったのです。当時は単純に「音楽のファンジンを作っている」ことに胸が高鳴り、しかも『英国音楽』〜『米国音楽』に『mary palm』なあの手づくり感覚が詰まっていて私は泣いたのですが、ジンだけではなく、DJを中心にビシバシと活躍の場を広げていて、頼もしい。
「DJやファンジンなどを”カワイイ女の子達(←ここポイント)”でやってしまおう!」っていう活動はこの手があったか…な目からウロコ状態。
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このコンピには、彼女たちが今宵もDJで回している楽曲が詰まってます。カワイクてキラキラしててウキウキするよな曲たちは、今日どれを着ようか迷うワンピースや、どれを食べようかとショーケースに並ぶケーキとおんなじ存在で、音楽に魅せられたオンナノコたちの毎日に欠かせないものなのだなあ。
twee grrrls clubが作るジンやDJ*2は、お喋りみたいに軽やかでいいなあって思います。20代後半が中心の彼女たちの若さが眩しい*3…(だって、ねえ)。
今回のコンピ収録曲も正直なところ、「どこかで聴いたことある」なテイストがあるのは否めない。でもきっとそれは、「今の自分に似合う」とか「今の自分が好きな」音かどうかってコトでいいのだと思う。定番のワンピースやケーキと一緒でね。
実店舗が次々無くなりネットが当たり前の今、こういう方法で「未知のバンド」を伝えようとしている彼女たちの心意気が素敵。
そんなことを思いながら聴いていたこのコンピで、ドキッとしたのはVERONICA FALLSの「BEACHY HEAD」!「ガリガリ感」が「カワイイ」って気分の他のバンドと違って、「クール」というか、どこか「暗い」とこがあるのだなあ。そこが私のツボなのだと考える、うむ。
このコンピで聴いた次の日に7inch買いに行ってしまった。
PVかわいい。女の子かわいい…。
あと、コンピには収録されていないけれど最近のだとsplintersが好き。
http://www.myspace.com/thesplintersband
女の子4人組のバンド。ガレージ〜オルタナに至るライオットガールズな乾いた「ガリガリ感」がとっても好き!「こういうバンドいたよねえ」とも言えるだろうけれど、それだけに留まらない魅力がある。これも単に私の「ツボ」なんだけど。。。
シングルのジャケいいなー。
ぐっとくる曲って「隙間」があるって思う。コピペじゃないだからこその。
改めて自分の好みがわかるのも気恥ずかしく楽しいものです。あ、今回挙げたバンドはみな、メンバーにオンナノコがいる!