PavementのKilling moonとニッポン・ポップス・クロニクル

3月末金曜日、やはり早く帰れず映画鑑賞は断念してカレー屋さんへ。移転後初、広くなったけれど席を詰めすぎることもなく、雰囲気は今までと変わりなかった。海老トマトカレー、美味しかったなー。ごちそうさまでした。
それからユニオン。新譜も中古もぐっとこないなあ…と一旦階段へ向かうも、頭の中ピコーンとして再度売り場へ。そしたら欲しいなあと思ってたPavementのKilling moonカバー入ってるCD(7曲入りのやつ)見つけてビックリした!600円なり。

Major Leagues [EP]

Major Leagues [EP]

エコバニの原曲はキリリと冷たく冴えているけれど、Pavement版は緩く抜けてゆく風が通っててイイなー。それでいて終わり際のギュワワワ…!とした昂り。さすがな崩し方。the fallのカバーも!マーク・E・スミスの素っ頓狂なトコがそのままスティーブンさんに乗り移ってる。オリジナルの「stub your toe」も良い曲!dがカバーでやったことあるかなーって思うくらい、「っぽい」曲だ。


それからこれも購入。

はてなで書いてらしたブログはいつの間にか止まっていたけれど、、、。
フリッパーズの項の「ロリポップ・ソニックとして初めてスタジオにやってきた日の話」は”クソ生意気”だけど”才気ある”彼らをあくまでも「大人の目線で」捉えていることが新鮮で、読んでブワーっとやってきたのは、フールズメイトで知って、1st発売日に地元のレコード屋で1枚だけ入荷してたのを見つけてジャケを目にしたあの瞬間の感覚で、それこそ今もなお引きづりまくっている私の想いは、こういうことがあったからなんだな…と、20年以上の時を超えてやってくる感覚に鳥肌が立つ思いがした。勿論彼らの登場以前の時代もあったからこそ、繋がっていくこと。
今はなんだかんだオンタイムで裏側のアレコレを目にしてしまうし、自分の想いが純粋培養されることはないから、そこまでの気持ちになりにくいのかもしれない。