多摩川線沿いの崖線を歩く

良く晴れた日曜日。

角の米屋。

坂道木漏れ日。

すこし色づき始めた。

ひかり。

ひかる。

真新しい坂道。

昭和のくらし博物館

昭和26年建築の木造家屋を家財道具ごと保存してそのままに公開している博物館で、実際にこの家の長女であり、生活史の研究者である小泉和子さんが個人で運営されています。今日はこのあたりを歩こうとしてたまたま知ったのですが、とても素晴らしかったです。こじんまりと小さな家屋にぎゅっと詰まっています。ノスタルジーではなく、生き生きと暮らした証が。きちんと隅々まで管理が行き届いていて、とても美しかった。

縁側でのんびりと。



「ぬめり坂」とはなんつう名前よ…。
「用水を渡ってうっそうとした樹下を登るなだらかな坂がある。なだらかな坂ではあるが、ぬめって上れなかった。付近の豪家に美しい娘があった。娘は人々の難渋を気の毒に思い、自ら望んでその坂に生き埋めとなった。以来、その坂の通行は容易となり、大いに付近は繁盛したという。」
・・・・。
ぬめってすっこんでしまう人々を想像してしまうんだけども、「”美しい”娘っこを人身御供にしたら改善した」ってアホかーーーー!こういう話し、地元でも結構あったよなあ。。。



陽が傾いて、細く長い影が足元に届く。

きょうの猫はここにいた。