with Lou Reed

ちょうどこのあいだ書いたばかりだけど、ヴェルヴェッツの1stを聴くたびに高校のときバイトしてたレンタル店の、暇過ぎる日曜の朝を思い出す。各アルバムもソロもそれぞれに私の日々に滲んでいる。暴力的で刺々しい轟音と叙情的で甘いメロディ。語るようなルーさんの唄声が独特なリズムを生み出していて変なウネリがあるのだな。ライブを見たのは1度だけ。2003年の新宿厚生年金会館、今は更地だっけ。そして好きになるバンドと言えばいわゆる「ヴェルヴェッツ・チルドレン」ばかりだ。


帰宅したらY氏がこれを見ていて、ご飯を食べてからもう一度見た。

こんなにカッコイイ音を飄々と且つとても楽しそうに演奏していて、いいなあ。ネットですぐ見ることが出来るなんて凄いことだねえ。


「再生」すればいつだってここで生きている。その音は世代を超えて継承され続ける。「亡くなった」と目にしても、感覚的に掴めない。
ローリー・アンダーソンの言葉にぐっときた。→ http://ro69.jp/news/detail/91524
ディーンさんのこの言葉はなんとかして訳して読みたい…… → http://www.salon.com/2013/10/28/dean_wareham_on_lou_reed_velvet_underground_seemed_to_appear_fully_formed_beyond_influence/


好きなミュージシャンというのは、パートナーや親兄弟、友人や上司に恩師とも違う。でもそれらを包括していて、誰よりもずっと私の傍らにいて、共に生きてきたんだなとこういうときに気が付かされる。