春まで一歩下がって


春の光を捕まえようと出掛けたのに、どよんと灰色が立ち込めて冷たい風が吹き付けて、ぅあああああ!寒いから距離はさほど歩いてないのに、疲れた・・・。とはいえ、初めて歩く地域なので発見も多く楽しかった!これからも時折歩く街になるだろな。


昨日、映画「シングル・ガール」のことを思い出してもう少し書き留めたくなった。公開は97年だったか。前年に見た「カップルズ」で印象的だったヴィルジニー・ルドワイヤン主演だったのと、チラシデザインが素敵だったので見た。淡々とドキュメンタリータッチで切り取られるストーリーで、スパッとしたラストの余韻とヴィルジニー・ルドワイヤンの横顔が記憶に残っている。

シングル・ガール [DVD]

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この作品の再上映はとあるシネクラブの一夜限定企画だったようで、最近映画の話題を意識的に入れていなかったので、気が付かなかった。情報収集って面白いものだなあ、狭めておくとほんとに入らない。今はどんどん情報が入ってくるから、「今の自分の許容量」を認識して意識的に調整しないと溺れてしまう。食べたくても食べられなくなるように、映画を見ることがしんどくなるとは思わなかったな。スケジュール調整がめんどくさくなったり、日常で見聞きする事象を思い出して意識が離れて2時間集中できなくなった。少なくなった許容量をうまく使って、今を知って明日を見たい。