看板建築展

朝から晴れた日曜日。花小金井駅から歩き始める。このあたりは初めて来たかなあ。道路が不自然に広かったり、変な形の区画があったり、遊歩道があったり、戦後の街の形成をいろいろ想像してしまう。駅南側に走るまっすぐな遊歩道、緑豊かでいいねえ暗渠かなあと思っていたら、多摩湖から境の浄水場へ繋がっている水道道路とのこと。写真撮るの忘れました。

ブルーベリー園や用水路など、かつての街が見えてくるなかにぽつんぽつんと飲食店が出来ていて、ケーキ屋さんが多いなあとか、ファミリータウンとしての発展が感じられた。

マンホールの絵柄かわいい。


小金井にある江戸東京たてもの園へ。久しぶりの訪問目的は「看板建築展」。日頃歩いていて「お!」と発見する喜びのひとつである「看板建築」だけど、誕生した背景や装飾のアレコレを展示として見ることで、また違う発見が生まれてとても楽しかった。看板建築のデザインは西洋建築に影響を受けたものとはいえ、断片をいわば好き勝手に持ってきたようなもので、そういうのって誠に日本らしいなあと思ったりもする。

その後園内の建築をぐるりと見学。





迷い込む。


ときわ台にあった写真館。アールがカッコイイなあ。

そしてやっぱり前川國男邸。中に入ると静けさがあって、ほんと落ち着く・・・。


ここから武蔵小金井駅まで歩くつもりだったけど、陽射しが強くてさすがに断念。久しぶりに強烈な紫外線を浴びて、ちょっとぐったり。今年の冬は寒波も多くて寒かった記憶があるけど、また一気に真夏モード。また肌寒い日もあるだろうけど、暑さ対策思い出さねば。
武蔵小金井へ出て、久しぶりに寄ったケーキ屋さん。シュークリームのちいさなかたちにギュッとクリームが詰まったこの味は、変わらず美味しい。

移動して、いつもの慣れたエリアへ戻ってきた。17時近くなり、陽射しは和らぎ、涼しい風が吹いている。ああ気持ち良いなあ!昼間はあまり歩けなかったからここから家まで歩いた。猫とたくさんすれ違った。