今年の音甘映画館【諸々編】

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5月発売の本号。自粛自粛自粛ゥゥゥ・・・!!!な風潮で、この私ですら積極的な散歩をしていない時期のこの特集は、編集部の気概を感じた。



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帯の「今日、再開発で消えてしまったあの場所は、関東大震災のあと、国が、市民が、『理想の暮らし』を夢見て作った場所だったかもしれない」が端的に表している。建築物というのは恒久的なようで時代に左右されがちで、起こった事象により策定された法に則って造られ、私たちはその中で暮らし、生活を作り、無意識に選択や嗜好が生み出されていく。公園が商業施設に変わったり、70年の定期借地権で建設されたマンションが建つ状況を目の当たりにすると、決定権を持つ人たちが100年後も変わらず続く「理想の暮らし」を夢見ているとは思えない。



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「家は育て、つなぐもの」というイギリス人の住まい方を7年掛けてリサーチし出版した作者の意志が詰まっている。と同時に、映画や写真で見てきたイギリスの家々〜貴族から労働者階級まで、ああ!このお家!とページを捲るたびに興奮する一冊。タイトルの、編集者の思惑で決められた感が悲しいけれど、建築好きは勿論、イギリス映画・音楽を愛する人々にお勧めしたい。



kiribue.stores.jp

SUNNY BOY BOOKS店頭でコレは・・・!と購入。「小屋」一つとっても、その地域の風土が生み出すのだ。凝った装丁と編集の可愛らしさは、今や全国津々浦々で開催される「芸術祭」絡みゆえもあり、この手の「地域の文化活動支援金」も来年度以降どうなるのかと思わずにはいられない。



www.rittor-music.co.jp

「自分の足元を見ろ!」と言わんばかりのタイミングで出版されたこの本は、装丁も素晴らしく、エフェクターに人生を捧げてきた熱意が詰まってる。ああ楽しい。


ここまでは書籍部門。以下は生活用品。


[SW29W] TWISTER Ladiessockwell.jp

Sockwellの靴下は、着圧という機能を高性能に備えつつもとても可愛くて、素晴らしい。私はズボンしか履かないのでオシャレとしての見栄えは無いけど、朝履いた時に「今日も頑張ろう」って思えるし、夜脱いだ時は「足が浮腫んでない…!」と毎日感動している。



naot.jp

NAOTの靴は、シンプルで履きやすくて疲れないものを探していて行き着いた。店舗へ伺うととても熱心に接客くださり、たくさん履き比べて1足購入した。扁平足ゆえの甲が高いせいか、2回ほどは痛みが出てしまい悩んだけれど、その後は足に馴染んで長距離歩いても疲れないので、とても嬉しい。自分の相棒として大切にしていきたい。



japan.karhu.com

KARFUのスニーカーはとにかく色使いがいい。履いていて気分が良い。そういうことって大切なんだなあてしみじみ思う。



今年は「歩くこと」が減ったはずだけど、逆に足元を充実させてた。



www.thermos.jp

先日書いた通り、朝スープジャーに仕込んでお昼は薬膳粥生活を始めた。流石にまだ体調の変化は無いけど、気持ち的に楽。平日昼間にお金使わなくなったのも、良いことね。



strixdesign.jp

食器洗い用スポンジの存在がずっと気になっていたのだけど、コレに切り替えてよかった。衛生的なこともあるし、使い勝手が良い。



以上、記録として。