山列車はもひとつ続きます。今度はひたすら山の中。IGRいわて銀河鉄道に乗るのです!
より大きな地図で IGRいわて銀河鉄道 盛岡駅〜JR花輪線 八幡平駅 を表示
「IGRいわて銀河鉄道」とはなんぞな?!な長〜い名前ですが、東北新幹線盛岡〜八戸間開業に伴い、在来線であるJR東北本線の岩手県側である盛岡〜目時駅の移管を受けた、第三セクターによる鉄道路線です(青森県側の目時〜八戸駅へは「青い森鉄道*1」となります)。
で、「IGR」て!と思ったら「既に”いわて銀河鉄道”という社名が盛岡市で法人登記されていたため、”いわて銀河鉄道”の英語での名称である『Iwate Galaxy Railways』の頭文字を取った『IGR』を社名の頭に付けて正式な社名とした」というじゃあないですか(wiki先生より)!でも、それはちょっと、いかがなものか…。
http://www.hachihaya.net/Aoimori.html
青い森鉄道についてのものですが、経緯や路線図がわかりやすいので貼っておきます。
青い森鉄道へ乗り継いで青森へ…とも思いましたが、途中の好摩駅からJR花輪線へ乗り入れる列車に乗ることにしました。終点の大館駅まで行って折り返すと時間的にキツイので、八幡平駅で折り返すことに。
いよいよ乗車!
朝一番の列車でGO!
んで乗り込む「IGRいわて銀河鉄道」は
うわー!昨日乗ったJR車両とおんなじじゃーん(相互乗り入れのためです*2)!
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夏休み前の平日のホームには、学生がたくさん。第三セクター方式でなんとか生き残ったこの路線が無くなったら、困る人がこれだけいるのですよね…。同様の状態である地元の路線を思い出します。勿論、かといってビジネスとして成り立たないのも困るわけで…。
友達とお喋りに興じる高校生たちを眺めながら、出発。
「すごー!」(と、のけぞってる場合ではない) ☆IGR☆ のロゴがカッコイイ。
盛岡のベットタウンのようで、乗客の乗り降りが続きます。
この駅は「IGRいわて銀河鉄道とJR東日本の共同使用駅」で、ここからJR花輪線に乗り入れとなるため、こんな珍しい駅名標になるのです。
ここからはJR東日本区域、東大更駅。
いつのまにか車内はガラ〜ン。
今はちょうど人がいないけど、山田線に比べると、乗客の動きのある駅が多く、盛岡のベットタウンを繋ぐ生活路線のようでした。
横間駅。緑の中に小さな駅舎、いい塩梅!
ぐんぐんぐんと、八幡平の山を登っていきます。
雨がぱらついてきました。
列車は岩手県を超え、秋田県へ。
そして
八幡平駅に到着!
しばしさよなら!
上り列車まで1時間ほど、周辺散策をしますかね。
駅舎内、店名に泣ける。「軽食喫茶 たびだち」…。
おーーーーーーーーーーーーーーい!
誰かーーーーーーーーーーーーーー!
いた!…「タイクツ」を表現した顔つきね…。
ぐるりと周辺を歩いて駅へ戻ってきました。
紫陽花が濃厚に咲き誇る。やっぱり咲く時期遅いのかな。
来た!
下りもまた楽し。
ぽつんと郵便局。
ホームの向こうに見えるあの子は…
パンダちゃん!
川を通ったり
針葉樹林の地図記号を思い出す。
進む進むよ。
切符は車掌から買ったレシートみたいなの。盛岡駅のひとつ前「青山」駅で下車しました。
盛岡の山列車旅でありました。