ちょっと前の話になるけれど、不思議な散策をしてきました。「みみをすまして」歩くというワークショップに参加したのです。 舞台は晩秋の休日、閑静な住宅街。天気は曇り。時折バイクや車が通り過ぎますが、予想以上に静かで人は殆ど歩いていません。耳につ…

下北沢GARDENにて。楽しみにしていたこのライブ。トムさんのライブを見るのはテレビジョン含めて初めてで、最近の活動を知らないだけにどんなんだろうか？と思っていました。 真新しいライブハウスのピカピカのステージには、エレアコ2本だけ。 現在ライブで…

BON IVER + COLLECTIONS OF COLONIES OF BEES = VOLCANO CHOIR!!!! 最強プロジェクト、世界初！そして世界最後！一回ポッキリのライヴ・ショーがここジャパーンで開催！人生たった一度の事件を見逃さないでー！更に新作リリースのコロちゃん（COLLECTIONS OF…

先週の木曜日の話。その日は雨が降っていて、さすが「雨Q」さんのイベントだけあるわ…と思っていたら夕刻には止んでいました。そんな少し涼しい秋の夜の、雨上がりの湿った空気に漂う水の粒子みたいな音を堪能したひとときでした。 渋谷の谷底からゆるゆると…

東京国際フォーラムAにて。広いホール、始まっても誰も立たずに座ってみていた。 かなり前の方の真ん中の席だったので、シャルロットの表情もしかと見ることが出来た！中学の時oliveで初めて見たときの感覚が蘇って、涙ぐんでしまった…。 無造作なロングヘア…

hofliはギターで、tamaruさんはベースで、横川理彦さんはPCで、各自ドローンを奏でるひととき。会場は高架下の小さなお店で、普段は福祉施設で製作されたものを販売する手作り感溢れるところでした。 「ドローンの演奏会」というと「キリッ」とした難しそう…

6月、レインコーツを見てからの10日間で立て続けに3本のライブを見た。 ひとつめは自由学園の明日館でラジオゾンデ。音は波であることが伝わってくる。極めて純粋な「音」が鳴るだけだった。シンプルで芳醇でクリアな音。この日のここでしか鳴らない音。いい…

ザ・レインコーツ [歌詞/対訳付] [解説付]アーティスト: ザ・レインコーツ出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード発売日: 2010/06/02メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る6月16日（水）の"初"来日公演、ホンット素晴らしかった！ 音…

Hu Hu Huアーティスト: Natalia Lafourcade出版社/メーカー: Sony Music発売日: 2009/09/15メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る新代田feverにて。 Natalia Lafourcade、ナタリア・ラフォルカデ。この呪文のような名前の彼女の最新…

ghostの馬頭さんの初！ソロライブ、MANDA-LA2にて。 ： まずは朝生愛さん。この方のライブはいつも緊張感に溢れていて、身をくううっと潜めて聴き始めてもいつのまにか、緩やかに狂っている不安定な音のなかに溶けてしまう。アルバムタイトルでもある「カモ…

予想通り2ndのみで構成された本編。あの音をどう演奏するのか？と楽しみでしたが、「濃霧」というよりはもあもあとしてて強度も無く、アルバム同様あっさりとおとなしめ。うーむやっぱりライブとしてはまだヌルいなあ…。でもでも脈々と流れる「UK暗黒ロック…

つぎは「live」。

日本のフィメール・ボーカルの2トップ（私的に）のライブが2日間続くなんて、素敵な年末となりました。田中亜矢がトラディショナル・フォークとしたら、朝生愛はアシッド・フォーク。 朝生愛のライブは至近距離で何度も見ているのに、そのたびに顔の印象が違…

あっという間に12月も後半になり、今年もあと何日。暖かい日が多いしなかなか師走感が出ないけれど、夕方の空は「年末の色」をしていた。そんな日に小さな小さな白い小屋で紡がれる音は、少しだけクリスマスな雰囲気がありながらも、ささやかな日々が唯一特…

今年の4月だったか、この曲を聴いてその「新しさ」にココロ高ぶって、ふわあんとして、一発で好きになったのでした。 先日7日に行われたライブ、とっても良かった！クセのあるボーカルは不思議な浮遊感を生み出すのだけれど、演奏にしろ楽曲にしろ土台がシッ…

今日は実に奇妙な天気で、朝から寒い寒いと着込んで外へ出たら予想外に、もあんと生暖かい。雨はやわらかく降るのに風は強く、折り畳み傘が飛ばされそう。電車で移動、到着すると再び寒くなっていたけれど、お昼ご飯にカレーを食べてるあいだに明るくなって…

出演に、「cyclo.-ryoji ikeda+carsten nicolai-」、「高橋幸宏 Guest:小山田圭吾(Cornelius)」の名を見た瞬間に奇声を上げたワタクシ。 最近のオヤマダくんの方向性をみていると、池田亮司と絡んだら面白そうなのになあと思うことがあったので、今回のイベ…

さてはて10月3日。昨年の"待望&驚愕の初来日公演"時の約束通りに、sonicさんは「バンドセット」で再びやってきたよ！ 主催者のかたがたにまずはお礼を、ありがとうございます。 とにかく音の強度が凄まじかった…。延々と繰り返される渦は私をトロけさせるの…

サマーウォーズを見てから青山へ移動、烏賊と空芯菜の炒め物やトマト冷麺で夏気分なごはんを食べて、外苑西通りへ。この辺りは80年代の残り香が漂っています。 この会場初めて来ましたが、謎めいた名前通りの雰囲気で素敵でした。吹き抜けの天井、開演前のス…

今年はどの日にも見たいのが散らばっていて（主に新人さんです）、特に3日目はタイヘンなラインナップでココロが右往左往しつつ、見に行かない予定だったサマソニ。…だったのですが、当日券で！急遽行くこととなりました*1。 3日目ではまずTAME IMPALA！既に…

Akronは前作の「コレはオモシロいバンドだなあ」っていう思いが最新作で「スゴい！」となり、ライブを楽しみにしていました。その期待通りの素晴らしいライブ！これぞライブ！でした。何とソールドアウト！Deerhunterファンが7割方だろうなあという若い子ば…

最近のヒトたちのなかでも特に好きなので楽しみにしていました。クールビューティなオンナノコが加わって３人体制に。 音がかなりドスドス凶暴で驚いた。私が彼らに惹かれるのは拡散する音の粒子なので、戸惑ってしまった。 普段はクラブでやっているのかも…

Birdsアーティスト: COLLECTIONS OF COLONIES OF BEES出版社/メーカー: Contrarede発売日: 2008/05/14メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る伸びやかに拡散し上昇してゆく音の粒はキラキラと輝きながらステージから振り注ぎ、それを…

ああ。凄まじかった。ああ。カッコエカッタ…。 私のCD棚はおおまかに（私らしい適当さ）アルファベット順で並んでいて、一番上の段には特に好きなバンドを詰めている。そのなかのひとつがSpiritualized。昨年のサマソニには行かなかったので、久しぶりに見る…

真冬の夜の海がそこにあった。 黒い暗い闇があり、うねうねと蠢いているのが遠くからでもよくわかり呑み込まれそうになる。空と海とが一体になって迫り来る、未知の怪獣のような得体の知れなさ。年末に見た伊勢の海を思い出した。 たゆたゆと波打ち、どよん…

今年は「奇跡の来日公演」があまりにも多くて何度！！！となったかわからない。いわずもがなのマイブラ*1を始め行けなかったものも幾つもあるけど、なんといってもまずは spectrum→（id:mikk:20080421） を挙げなければ！ホントにホントにホントにぽわああん…

何度目かの来日公演、今回初めて行くことが出来ました。とはいうものの、試聴した新譜の音に大仰な印象を受けまだ手が伸びていないのと、会場にためらって結局チケは昨晩購入。 にしてもビルボードはやっぱり、ゴージャース！でした。ミッドタウンにあるここ…

In Our Space Hero Suits (digipack)アーティスト: Those Dancing Days出版社/メーカー: Wichita / Hostess発売日: 2008/10/20メディア: CD購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る彼女たちの「2008年、今この瞬間の輝き」を逃したくなく…

上記の写真展での高ぶりも落ち着かないままふらふらと歩いて円山町にやってきた。今年何度書いたかわからないくらい「奇跡の来日公演」が続いているけれど、今度はなんとl'altra！急遽決まったようです。そもそも最早バンドとしての活動はもう無いと思ってい…

カヒミ・カリィが寺院でライブを行ったことは初めてではないけれど、なかなかない機会であるしどんなふうに響くのかしらと楽しみにしていました。 ところがこの妙本寺という場所はカヒミにとって非常に大きな驚くべき意味を持つところだったのです。