12月7日
昼休み、少しは外の空気と光を浴びようと裏の公園へ。木漏れ日にスマホを向けたら不思議な写真が撮れた。
12月8日
世間はジョン・レノンに真珠湾だろうけど、私にとっては父の誕生日。
12月9日
仕事でケアレスミス。戒めとしてここに記す。 ／ アホなこと言ってきた人にキツく言い返してしまうの、止めたい……。 ／ テレビでオザーさん、案の定文句言いながら見てしまった。オヤーダくんは自分に何が合うかを考えてデザインして表現していると感じるけど、オザーさんは抗ってる印象なのよねえ。
12月10日
足首から下だけ寒い。
12月11日
通常よりも“ぬるめ”のカイロを尾てい骨のちょい上に貼って、出勤。一日中暖かいまま帰宅。やはりカイロ作戦だなあ。／ 帰り道、街中や電車内は師走の金曜とは思えぬ雰囲気だけど、デパ地下にチラリと立ち寄るとなかなかの人出。それにしてもあの騒々しさや会社の忘年会に今年は憂うことがないし、忘れてたくらい。 ／ 帰宅すると、YMG「Colossal Youth」が鳴っていた。40周年記念盤。スカスカの、だけど豊かで、ザクっと切り裂く音。買った本人はソファーの上ですやすや就眠。
12月12日
ランチ、これまでも何度か食べている店なのに今日は消化しなさすぎて夜もまだ駄目。とっても美味しかったし大満足なのに、あああ。
12月13日
あいほんミニに変更。使ってた方を初期化するときの悲しみは、以前よりも減っている。
12月14日
寒い。こんなに寒がりで、私は本当に長野で生まれ育ったのか……。とはいえ上京してからの歳月の方がずっと長いのである。
12月15日
朝、駅へ向かう途中の家で庭師が剪定をしていた。緩やかな坂道に置いた長い長い梯子の上で、松の木をスイスイと切る姿は美しかった。
12月16日
仕事でとても頭にくることが勃発して、ムカムカイライラああ腹ただしい。このストレスが近い未来の体調不良に繋がると思うと、なんとか振り払いたい。／ うちにいるかわいいあの子やこの子を思い出したりして、気持ちを宥めようとする。 ／ ニュースでベルリンとパリの街の様子。クリスマス前でもキラキラしていないし、マスクもしているし、なんだかアナザーワールドが舞台の映画でも見ているようだ。
12月17日
今日は穏やかに業務終了。／ 「だからそうなるってこちらは言ってましたよね？」てな状況拡大っぷり。カルタやってる場合じゃない。
12月18日
お昼休みに会社近くの人気のご飯屋さん。春からは対策してても空きが目立ち、いるとしても一人客で静かだったのに、秋以降同僚グループがまた戻り始め、終始喋りっぱなしで食べ終わってもマスクもせずにずっとお喋り。一度オッケーになると戻れないんだな。店出る時にはマスクってのも、どうなんだ。／ 帰りに久しぶりに世界堂、画材屋は楽しいな。
12月19日
クラピッシュの新作を見に行く。全体的に漂う重いトーンに驚いたけれど、今描くならばもっと重いのだろうな。恵比寿は今年も変わらずにキラキラしててたくさんの人が写真撮ってた。
12月20日
良いお年を、を今年初めて言った。
12月21日
今週は穏やかに過ごして土曜日に備えるんだ…… ／ 冬至を意識したわけではないけど、昨日購入したゆずのソーセージをいれたポトフがお夕飯。
12月22日
通りかかりのオフィスビル、屋外に喫煙所あり。スペースを縄で囲って定員6名とし、周りをぐるりと行列が出来、タバコ待機してた。えー、、、そこまでして？ 喫煙ていったい……
12月23日
会社お休みして、ちょっとのんびり。年末に休めるとは思わなんだ。／ 好きなお店に伺って、年の瀬のご挨拶もできてよかったな。
12月24日
特別のことなどない、いつも通りの一日。昨夜のラジオで坂本慎太郎さんがクリスマス特集として不失者の「きよしこの夜」からのdumpのプリンスカバーをかけたのはさすがな選曲。
12月25日
夕方から他部署からの電話攻撃が増え始め、最後の1本に激昂してしまい、電話を切った後大声で叫んでしまった。…幼稚な自分にひどく落ち込む。 ／ そんな気持ちのまま金曜の会社帰りによく立ち寄るお店で夜ご飯。いつも変わらず、でも変わり続ける味に元気を貰いっぱなしの1年で、感謝の気持ちをお伝えできてよかったなあ。昨日UPされてたVelludo「Mighty Mystic Eyes」を聴いて、コレ、フリッパーズじゃんか！と衝撃を受ける。
youtu.be
そんでもって、人力舎特集を見て大笑いしっぱなし。私ベタな笑いが好きなのよねえ。
12月26日
好きなお店へ今年のご挨拶。珈琲、淹れたても冷めてもおいしかったな。途中掛かったレコードがとても好みの音色のギターインストで嬉しかった。 ／ そして今年最初で最後のdipのライブへGO！！！感想は長々と後日。
12月27日
今でこそ良く見かける「間借り」店舗から始まって、実店舗として移転し5年ほど経ったご飯屋さんが、再び移転することになり、現店舗で最後の機会に伺った。変わらず美味しかった。しみじみ美味しい。来年は新しい場所で楽しみ。 ／ なんだかんだで結局10キロ強歩いていた。
12月28日
仕事納め。今年は係員がまともな人ばかりで随分楽になった。毎年最後の日もバタバタするのに疲弊することなく終了。お疲れ様でした ／ といっても、1週間後にはどっさり業務があって死ぬんだけども。 ／ 帰りは今年も何度も通った喫茶店へ。穴ぐらのような席に座って、のんびりと過ごすことができた。 ／ 出口雅之さんのライブ配信を見る。grass valleyの曲では「遥かなる光芒」「星の棲む川」という特に好きな曲を歌ってくれた！わーん。声量も声質も全く変わっていなくて、でも抗う感じでもなくて、嬉しかった。 ／ それからVelludoのMy Picture's Blueに、88年当時に東京のライブハウスで出会いたかったよと思わずにはいられなかった。頭の中には楠本まきの絵が浮かぶ。
今年は、毎日のひとことふたことを下書きに書き溜め、1ヶ月分まとめて「1月の終わり、2月の初め」と題して月初に公開するやり方を何となく始めてみた。世界的に大変動の一年になったけれど、報道と周囲の変化を克明に記したわけではないし、公開を前提としているだけに敢えて触れなかったり書き残したりした日記を1ヶ月後まとめて読む行為は、なかなか面白かった。各月のタイトルはオリヴィエ・アサイヤスの映画「8月の終わり、9月の初め」から取ったもの。あれは青春の一時期を終えて、新しい季節へ移行する時間を描いているけれど、私たちは新しい時代を初めることができるのだろうか。
mikk.hatenadiary.jp
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